愛知・清須 織田信長の本拠地の清洲城と鬼ころし

清須
きよす

日本国愛知県清須市

愛知・清須 織田信長の本拠地の清洲城と鬼ころし

 清須(きよす)市は、愛知県北西部にある人口約7万人の市。南東に名古屋(なごや)市の中村(なかむら)区と西(にし)区に接している。そのほか、北が稲沢(いなざわ)市、西が あま市と接している。

 清須市は平成17年(2005年)に西春日井(にしかすがい)郡の清洲(きよす)町、新川(しんかわ)町、西枇杷島(にしびわじま)町が合併して誕生。平成21年(2009年)に春日(はるひ)町を編入した。

 清須(きよす)の地名は、歴史的に「清須」と「清洲」の二種類が混在してきた。「清洲城」に「清須宿」、駅名は「清洲」駅で、旧町名は「清洲」町、新市名は「清須」市である。

 清須市は、愛知県の県庁所在地である名古屋市に隣接するため、郊外の住宅地として発展している。鉄道路線は、JR東海・東海道本線と名古屋鉄道(名鉄)名古屋本線・犬山線・津島線、東海交通事業・城北線が走っている。

 JR東海道本線は枇杷島(びわじま)駅があり、名古屋駅まで一駅であるほか、城北線との乗換駅となっている。また、東海道本線の清洲駅は、清須市と稲沢市の境の稲沢市側に駅がある。城北線は枇杷島駅と尾張星の宮駅がある。名鉄は名古屋本線が西枇杷島(にしびわじま)、二ツ杁(ふたついり)、須ヶ口(すかぐち)、丸ノ内(まるのうち)、新清洲(しんきよす)の各駅、犬山線が下小田井(しもおたい)駅があり、津島線が名古屋本線の須ヶ口駅から分岐している。

 名鉄名古屋本線は、特急の大部分と、快速特急やミュースカイは清須市内には停車しないが、津島線直通の特急は須ヶ口駅に停車する。このほか、二ツ杁駅に準急、須ヶ口駅に準急・急行・快速急行、新清洲駅に準急・急行・快速急行が停車する。

 旧・西枇杷島町は、庄内川の西岸に位置し、東岸(名古屋市西区)側が東枇杷島(実際の町名は枇杷島だが東枇杷島駅がある)と呼ばれるのに対し、西岸が西枇杷島と呼ばれる。庄内川の鉄橋を渡ってすぐ、名鉄名古屋本線と犬山線が分岐し、西枇杷島駅はちょうどデルタ線の南側にあり、西枇杷島駅の北側にも名古屋本線と犬山線をつなぐ連絡線がある。二ツ杁駅は両側にホームのある2面4線の駅で、普通や準急が通過列車の待避を行う。ここからJR枇杷島駅へは北へ約500mほど。

 JR東海道本線は主に名古屋~岐阜を結ぶ普通、快速、新快速、特別快速や特急「しらさぎ」「ひだ」などが走っているが、枇杷島駅は名古屋駅と近いので、快速などの列車はいずれも通過し、普通のみが停車する。

 枇杷島~勝川(かちがわ)を結ぶ城北線は、もともと中央本線から東海道本線を結ぶ貨物線として建設されたものを旅客化して平成3年(1991年)に勝川~尾張星の宮(おわり ほしのみや)が開業し、平成5年(1993年)に勝川~尾張星の宮~枇杷島(びわじま)が全線開業した。城北線は勝川駅の乗り場がJR中央本線と離れているのと、枇杷島駅止まりで、JR名古屋駅に直通していないことから、バイパス路線としての機能は発揮されず、利用者は伸び悩んでいる。東海交通事業はJR東海が主要株主の子会社なので、せめて名古屋駅乗り入れを実現して、本数を2倍に増やして利便性を高めてほしいところだ。尾張星の宮駅は、キリンビール名古屋工場(キリンビアパーク名古屋)の最寄り駅である。

 須ヶ口駅は、旧・新川町の中心駅で、津島線が分岐し、名古屋方面から津島線の津島や佐屋(さや)方面へ直通運転する電車も多い。また、名古屋方面からの普通電車は津島線へ直通運転しており、岐阜方面への普通電車は須ヶ口駅始発の電車がほとんである。駅の北側に豊和工業の工場があり、通勤客の利用が多い。また、清須市役所は旧・新川町役場の場所にあり、同駅からが近い。

 新清洲駅は、旧・清洲町の中心駅で、2面4線のホームで、普通と急行の緩急接続も行われる。駅の東側に五条川が流れ、清洲城および清洲公園、美濃路の清須宿(きよすじゅく)、「清洲城信長 鬼ころし」ブランドの日本酒で知られる清洲桜醸造の本社工場などがある。

 清洲城は、尾張国(おわりのくに)の中心部に位置する城として、1405年(応永12年)に築城。その後、織田氏の居城として栄え、16世紀半ばから織田信長(おだ のぶなが)が那古野城(なごやじょう)から移り、清洲城を本拠地とした。この間に、清洲は尾張の中心都市として発展した。しかし、徳川家康(とくがわ いえやす)の時代になると、尾張の中心が清洲から再び名古屋へ移り、「清洲越し」(きよすごし)と呼ばれる都市機能移転が行われ、清洲城も1613年(慶長18年)に廃城となった。現在の天守は、平成元年(1989年)に旧・清洲町の町制100周年を記念し、再現されたもの。JRの東海道本線や新幹線からも再建された清洲城天守が見える。

 清洲はもともと清洲城の城下町として栄えたが、「清洲越し」によって町がさびれることとなった。しかし、江戸時代には美濃路の清須宿の宿場町として再びにぎわいが戻った。清須宿には本陣跡が当時の歴史を伝えている。

 このほか、市の北東部には東西の名古屋第二環状自動車道と南北の名古屋高速6号清須線・名古屋高速16号線が交わる清洲ジャンクション(JCT)がある。名古屋高速清須線・一宮線は名古屋市中心部から名神高速道路の一宮ICを結ぶ幹線で、名古屋第二環状自動車道は名古屋市の周辺を迂回する道路で、東名阪自動車道の名古屋西JCT、東名自動車道の名古屋IC、名古屋南JCTで伊勢湾岸自動車道と接続している。

清洲エリアの主な駅

須ヶ口 / すかぐち 駅
名古屋鉄道 名古屋本線、津島線

新清洲 / しんきよす 駅
名古屋鉄道 名古屋本線

枇杷島 / びわじま 駅
JR東海 東海道本線
東海交通事業 城北線

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城北線が発着する枇杷島駅 

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名鉄の清須市の中心、須ヶ口駅

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JR東海道線から見た清洲城


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