フィンランド、スウェーデンの上空を飛ぶ

Suomi、Sverige
スオミ、スヴェーリエ

フィンランド(スオミ)共和国
Suomen tasavalta(フィンランド語)、Republiken Finland(スウェーデン語)

スウェーデン王国
Konungariket Sverige(スウェーデン語)

フィンランド、スウェーデンの上空を飛ぶ

 成田からヨーロッパ方面へ飛ぶ飛行機は、ロシア連邦を抜け、いよいよフィンランド(スオミ)に入った。

 フィンランドの公用語はフィンランド語とスウェーデン語で、フィンランドの国名はフィンランド語ではSuomen tasavalta、略称はSuomi(スオミ)と呼び、スウェーデン語ではRepubliken Finland(フィンランド)である。

 民族的にはフィン人93%、スウェーデン人6%、サーミ人1%で、フィンランド語話者が圧倒的に多く、スウェーデン系民族は主にオーランド(Åland)諸島に住み、オーランド自治州が置かれている。大幅な自治が認められているため、スウェーデンへの帰属を求める民意は少数で、フィンランド領の自治州という現状維持が多数派なのだという。

 フィンランド語はウラル語族系で、エストニア語(バルト三国のエストニア)、サーミ語(フィンランドやスウェーデンの少数民族)、カレリア語(ロシア連邦カレリア共和国)等と近い関係にある。一方、スウェーデン語はインドヨーロッパ語族のゲルマン語系で、ノルウェー語やデンマーク語と近い関係にある。

 フィンランドではフィンランド語が母語の国民が圧倒的であるが、少数派のスウェーデン語も公用語とするなど、少数重視政策をとっている比較的珍しい国といえる。

 フィンランドの首都・ヘルシンキ(Helsinki)はフィンランド語の発音で、スウェーデン語ではヘルシングフォーシュ(Helsingfors)と呼ぶ。1982年に開業したヘルシンキ地下鉄の駅名はフィンランド語とスウェーデン語が併記されている。例えばヘルシンキ中央駅は、フィンランド語がRautatientori(ラウタティエントリ)、スウェーデン語がJärnvägstorget(ヤーンヴェーグストーリイェット)となる。

 成田発ロンドン行きの飛行機は、フィンランドの首都ヘルシンキ上空を飛び、バルト海に出て、スカンディナヴィア半島に上陸、スウェーデンに入った。

 スウェーデンは、スウェーデン語でSverige(スヴェーリエ)という。スウェーデン語を母語とする国民は9割を超える。スウェーデン北部のラップランド(Lappland)ではサーミ語を話す少数民族がいる。

 スウェーデンの首都はストックホルム(Stockholm)。人口約75万人で、地下鉄も走る北欧を代表する大都市だ。スウェーデンは社会民主労働党による執政で福祉国家として一定の成果をあげており、社会保障政策などが世界各国から注目される先進国であり、製造業では車のボルボ(VOLVO)などが有名で、また日本ではIKEA(イケア)のオシャレな家具でも知られている。北緯60°の寒い北の国でこれだけ国が発展させたことは興味深い。今後、もっとスウェーデンについても知りたいと思う。

 飛行機はちょうどストックホルム上空を過ぎ、スウェーデン第2の都市のイェーテボリ(Göteborg)のあたりからデンマークのユトランド半島の北を通り、北海(North Sea)に出た。そして、飛行機はイギリスのグレート・ブリテン島(Grate Britain)に上陸、まもなく着陸体制に入る。この日はあいにく雨なので、眼下は雲が広がり、イギリスの大地はまだ見えない。日本の東京成田を午前11時半に出発して約12時間。日本時間ではもう夜の12時に近いが、イギリスのサマータイム時間の時差は8時間で、そろそろ夕方の4時である。当然、外はまだまだ明るい。

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