中国 漢字発祥の国、広大で多様な中華人民共和国

中华人民共和国 (簡体字中国語)
中華人民共和國 (繁体字中国語・香港澳門広東語)
Cunghvaz Yinzminz Gunghozgoz (チワン語)
جۇڭخۇا خەلق جۇمھۇرىيىتى  (ウイグル語)
ཀྲུང་ཧྭ་མི་དམངས་སྤྱི་མཐུན་རྒྱལ་ཁབ། (チベット語)
ツォンホアレンミンコンホークオ/Zhōnghuá Rénmín Gònghéguó (中国語/北京語読み)
中華人民共和国(中国)

中国 漢字発祥の国、広大で多様な中華人民共和国

 中華人民共和国(中华人民共和国/ツォンホアレンミンコンホークオ)は、ユーラシア大陸東部に位置する東アジアを代表する国の一つで、1949年に建国された。一般的には「中国」(ツォンクオ)と呼ばれている。

 世界最大の約14億人の人口を抱え、面積は約956.1万平方キロメートルでロシア連邦、カナダ、アメリカ合衆国に次いで第4位。国内総生産(GDP)は2010年に日本を抜いてアメリカ合衆国に次ぐ世界第2位の経済大国となったが、一人あたりGDPは米ドル換算で約4400ドル(2010年)に過ぎず、日本の約9~10分の1に過ぎない。また、一人当たり購買力平価(PPP)換算でも約7500ドルで、日本の約4~5分の1である。富裕層の人口数は多く(割合は少ない)、世界経済にも影響を与えているが、国民全体が豊かとは言い難い。

 日本とは海を挟んで隣接しており、日本との人的往来も極めて緊密であり、日本文化も中国文化の影響を大きく受けている。特に漢字や漢文は、日本と中国をつなぐ文化の架け橋となっているほか、日本語の「ひらがな」や「カタカナ」も漢字がもとになっている。日本語の漢字の音読み発音は、現代中国語(北京語)とはかなり異なるが、共通する部分も多く、また、北京語よりも福建語や客家語、広東語などの漢字発音のほうが日本語の漢字の発音に近い。また、日本では中華料理店がたくさんあり、ラーメンや餃子はすでに日本化して日本人の食生活に定着している。これらのことから、日本人はほかの外国人よりも比較的深いところまで中国文化に興味を持ちやすく、文化交流も盛んである。

 中国は長江(长江/ツァンチャン)や黄河(ホアンホー)という大きな川が流れ、大陸を潤している。広大な面積を持つ中国の気候は、大ざっぱに満洲(東北)は亜寒帯、華北、華中は温帯、華南は亜熱帯、内モンゴルはステップ気候、新疆ウイグルは砂漠気候、チベットは高山気候というふうに多様性に富んでいる。そのため、北方中国ではどちらかといえば小麦が主食、南方中国ではどちらかといえば米が主食というように、食文化の違いも大きい。食文化は水餃子(水饺/スエイチャオ)や北京ダック(北京烤鸭/ペイチン カオヤー)、羊肉鍋(ヤンロウクオ)などの北方料理、小籠包(小笼包/ショーロンポウ)や東坡肉(东坡肉/トンポーロウ)などの上海料理、麻婆豆腐(マーポートウフー)、担担麺(担担面/タンタンミエン)、青椒肉絲(青椒肉丝/チンチャオ ロウスー)などの四川料理、焼売(シューマイ)、雲呑(ワンタン)、叉焼(チャーシュー)などの広東料理が有名である。

 中華人民共和国の領土は広大であり、いくつかの地域に分かれる。
首都・北京(ペイチン)、天津(ティエンチン)市、河北(ホーペイ)省、山西(サンシー)省などの華北地方、遼寧(リャオニン)省、吉林(チーリン)省、黒竜江(龙江/ヘイロンチャン)省などの旧満洲の東北(东北/トンペイ)地方、山東(山东/サントン)省、江蘇(江苏/チャンスウ)省、安徽(アンホエイ)省、上海(サンハイ/サァヘー)市、浙江(ツォーチャン/ツェッカァ)省などの華東地方、陕西(サンシー)省、河南(ホーナン省)、甘粛(甘肃/カンスウ)省などの華西地方、湖北(フウペイ)省、湖南(フウナン)省、江西(チャンシー/コンシー)省などの華中地方、福建(フゥーチエン/ホッケン/フッキョン)省、広東(广东/クァントン/クォントン)省などの華南地方、重慶(重庆/ツォンチン)市、四川(スーツォワン)省、貴州(贵州/クエイツォウ)省、雲南(云南/ユンナン)省などの西南地方のほか、北東部に内モンゴル自治区、北西部に新疆ウイグル自治区( شىنجاڭ ئۇيغۇر ئاپتونوم رايونى )、寧夏回族自治区、南西部にチベット自治区(བོད་རང་སྐྱོང་ལྗོངས་)、南部に広西チワン族自治区(Gvangjsih Bouxcuengh Swcigih)、香港(ホンコン)特別行政区、マカオ(澳門/オウムン)特別行政区などの自治区・特別区が置かれている。このほか中華人民共和国は、1949年の建国時に内戦で敗れた中国国民党が逃れた台湾の領有権を主張しているが、建国以来実際には支配したことがなく、中華人民共和国の領土ではない。

 中華人民共和国にはさまざまな民族が住んでいる。漢族が最大民族で人口の94%を占めるほか、55の少数民族を認定している。漢語系の漢族についても、実際には地方によって民族(言語)集団が異なり、同じ漢字を使っていても漢字の発音や語彙が異なるなど、外国語並みの違いがある。北京語系の言葉を母語とする北方(華夏)系族が最大集団(約8億5000万人)であるが、上海市や浙江省、江蘇省南部などに住む呉語系族(約8000万人)、広東省、広西チワン族自治区南部、香港、澳門などの広東語系族(約7000万人)、広東省東部から福建省西南部、江西省南部の客家(ハッカ)語系族(約4500万人)、福建省南部の福建語(閩南語)系族(約2000万人)、福建省北東部の福州語(閩東語)系族(約500万人)、広東省南東部の潮州語系族(約1500万人)、湖南省の湖南語(湘語)系族(約3500万人)、江西省の江西語(贛語)系族(約2000万人)などに分かれている。そのほか、四川省の四川語など南東部の方言は基本的には北方系の言葉ではあるが北京語と比べると方言の差が極めて大きい。このように「漢族」とされる人々だけでも実に多様性に富んでいる。

 このほか海外でも、台湾、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア等には中国南部(主に福建省、広東省)からの移民が多く定住している。特に福建人(閩南人)、客家人、広東人、潮州人、福州人の移民が多く、東南アジアでは華僑や華人と呼ばれている。台湾では主に清の時代に福建省南部(閩南)から移民して平地の先住民と融合した福建系(ホーロー人)が多数派であり、広東省東部からの客家系も次いで多い。また、日本、イギリス、アメリカ、カナダ等にも中国からの移民が住み、日本でも横浜、神戸、長崎などに中華街が形成されているほか、イギリスのロンドンは香港統治の関係から広東系が多い。

 中華人民共和国では少数民族についても人口100万人を超える“多数”民族が17あり、最も多いのがチワン族(約1620万人/広西チワン自治区等)で、そのあとは人口順に満洲族(約1070万人/遼寧、吉林、黒竜江、河北の各省、北京市等)、回族(約980万人/寧夏回族自治区、甘粛省等)、ミャオ(モン)族(約900万人/貴州、湖南、雲南、湖北、四川、広東、海南の各省、広西チワン族自治区、重慶市等)、ウイグル族(約840万人/新疆ウイグル自治区等)、トゥチャ族(約810万人/湖南、湖北、貴州の各省、重慶市等)、イ(ノス)族(約780万人/雲南、四川、貴州の各省等)、モンゴル族(約580万人/内モンゴル自治区、遼寧、吉林、河北、新疆、黒竜江、青海の各省・自治区等)、チベット族(約580万人/チベット自治区、青海、四川、甘粛、雲南の各省等)、プイ族(約300万人/貴州、雲南の各省等)、トン族(約300万人/貴州、湖南、広西の各省・自治区等)、ヤオ族(約260万人/広西チワン族自治州、湖南、広東、雲南の各省等)、朝鮮族(約200万人/吉林、黒竜江、遼寧の各省等)、ペー族(約190万人/雲南、貴州、湖南の各省等)、ハニ族(約145万人/雲南省等)、カザフ族(約130万人/新疆ウイグル自治区等)、リー族(約125万人/海南省等)、タイ族(約120万人/雲南省等)などの民族が住んでいる。そのほかにもさまざまな少数民族が住んでいる。

 言語事情は、各地で各民族の言語が話されているが、中華人民共和国では中国語(北京語)が「普通話」(プウトンホア)として実質的には共通語の役割を担っている。中国語は複雑な漢字を用いる言語で、古くは「官話」と呼ばれる官吏の共通語が地方ごとにいくつかあり(華北官話、西北官話、南西官話、江淮官話など)、これが進化して現代中国語の基礎となった。中華民国時代には1926年に「国語」として(華北官話をベースにした)北京語が採用され、普及が進められた。中華人民共和国成立後は、1956年に漢字の簡略化が行われ、1960年代に定着した。また、中国語の発音記号は中華民国時代はカタカナに似た注音符号(ㄅㄆㄇㄈ)が使われていたが、中華人民共和国になってからは1958年にローマ字の漢語ピンイン(汉语拼音/Hànyǔ pīnyīn)が正式に採用され、注音符号が廃止された。中華人民共和国では簡体漢字とピンインを使って強力な中国語(北京語)普及が進められ、共通語としての地位を築いたが、一方で中国語優先社会を強引に推し進めた結果、郷土言語の不尊重と、少数言語の消失の危機を招いた。

 民族自治区では中国語と民族言語が併記され、学校で民族語による教育も行われてきたが、高等教育は中国語のみであったり、中国語優先社会が結果として漢族有利社会につながり、各自治区ではまるで植民地支配のようだとしてチベットやウイグル、内モンゴルでは独立や、より高度な自治を求める動きも根強くあり、そのたび当局が鎮圧を繰り返してきた。一方で、中国の北に隣接するモンゴル国ではソビエト連邦との関係が深かったモンゴル人民共和国時代の1941年にモンゴル語をロシア語と同じキリル文字化したが、中国の内モンゴル自治区では伝統的なモンゴル文字が今も使用されている。しかしながら、内モンゴル自治区には漢族の流入が進み、先住民のモンゴル族が少数派になってしまい、モンゴル語が少数派言語になっている。

 そのほか、香港(ホンコン)はイギリス、澳門(マカオ)はポルトガルに統治されていたことから、香港は英語、澳門はポルトガル語が通用するほか、いずれも地元言語である広東語が公的言語として使用されていて、広東語優先社会が形成されている。また、中華人民共和国の漢字簡略化政策が及ばなかったことから、現在も香港と澳門では旧字体(繁体漢字)が使用されている。一方、広東省は広東語の中心地であるが、社会的には中国語が優先され、広東語を話さない出稼ぎ労働者も多く流入している。しかしながら、テレビでは広東語の放送もあるし、地下鉄やバスのアナウンスでも、中国語の次に広東語がアナウンスされる(香港や澳門では広東語が先)。広東省の潮州語圏でも潮州語が併用されていて、福建省でも最近、福建語(閩南語)などでテレビ放送したり、アナウンスで併用する動きがある。一方、上海では呉語系の上海語を地元の住民が話しているが、上海語は公的言語にはなっておらず、上海語によるテレビニュースもなく、地下鉄などの自動アナウンスにも採用されていないため、上海語の使用範囲拡大を求める地元の声もある。

 中国の主要都市は、行政区画と実際の都市部が必ずしも一致していないのでわかりにくいが、省と同格で市として独立している「市」は日本のでいう「府」や「都」のような感じの広域市であり、そのなかに「区」や「県」、「鎮」などの行政区画がある。区がまとまたのを都市部と考えると、大まかに見れば、都市部の人口約1000万人の上海が最大都市で、上海市全体では約1400万人に達し、高層ビルや高層マンションが林立し、急速な経済発展を遂げている。次いで第2の都市が首都の北京で都市部の人口約750万人、市区人口は約1150万人、北京市全体では約1200万人を超える。古くからの政治の中心都市で中心部は紫禁城「故宮」など歴史建築も多いが、上海と同様に、近年は郊外まで急速に都市化が進んでいる。第3位は湖北省の武漢(武汉/ウーハン)で、都市部人口約830万人。第4位は人口約700万人の香港で、イギリス統治下で発展した世界有数の金融都市であるとともに、広東語文化圏の中心都市でもある。島や半島の限られた土地に高層ビルが立体的に林立するのが独特の景観を生み、観光都市としても人気が高い。5位は広東省の広州で、都市部(市区)人口約640万人で広州市全体では約800万人。香港とともに広東語圏の主要都市である。6位は都市部人口約590万人の重慶で、内陸部の最重要都市となっている。7位は天津で、都市部人口約500万人、市区人口約790万人、天津市全体では約960万人で、北京と近接し、国際港の重要な役割を果たしている。8位は遼寧省の瀋陽(沈阳/センヤン)で、都市部(市区)約500万人、市全体で約700万人、満洲(東北)地方最大の都市である。

 中国には鉄道路線が各地に張り巡らされ、交通の主力となっており、大陸的な客車列車が走っているほか、近年は主要各都市で地下鉄・近郊電車など都市型鉄道の整備が急ピッチで進められているほか、高速道路や高速鉄道(中国版新幹線)の建設も急速に進んでいる。航空路線は、中国国際航空や中国東方航空、中国南方航空が主に国際路線を運航し、キャセイパシフィック航空(國泰航空)は香港を拠点としている。

 中華人民共和国の通貨は香港・澳門以外で人民元が使われている。人民元は多民族国家であることを象徴して、中国語の漢字(簡体字中国語)のほか、モンゴル語、チベット語、ウイグル語、チワン語も併記されている。香港では香港ドル(繁体字中国語、英語が併記)、澳門ではマカオ・パタカ(繁体字中国語、ポルトガル語が併記)が使用されている(近年は人民元も流通している)。 

 中華人民共和国の建国は1949年であるが、広大な中華の歴史は古く、多様、複雑である。多数派の漢族中心の歴史で見れば、北京原人や黄河・長江文明から、「夏」(紀元前約2000年前)、「殷」(紀元前17世紀~紀元前11世紀頃)、「周」(紀元前1046年~紀元前256年)、春秋戦国時代(紀元前770年~紀元前221年)、「秦」(紀元前771年~紀元前207年)、「漢」(紀元前(紀元前206年~263年)、「魏」・「呉」・「蜀」の三国時代(220年~280年)、「晋」(265年~420年)、「北魏」(386年~534年)、南北朝時代(439年~589年)、「宋」(南朝)(420年~479年)、「斉」(南朝)(479年~502年)、「梁」(南朝)(502年~557年)、「陳」(南朝)(557年~589年)、北朝(西魏、東魏、北周、北斉など)、「隋」(581年~618年)、「唐」(618年~907年)、五代十国時代(呉、呉越、閩、楚、荊南、前蜀、南漢、安南など)(907年~960年)、「宋」(960年~1279年)、「元」(1271年~1368年)、「明」(1368年~1644年)、「清」(1644年~1912年)、「中華民国」(1912年~1949年)、「中華人民共和国」(1949年~)と続いている。このうち、「元」はモンゴル人による王朝、「清」は満洲人による王朝であった。

 満洲人支配の「清」を打倒するため孫文(孫中山)らが1911年に辛亥革命を起こし、1912年に「中華民国」が建国された。中華民国は漢族、満洲族、モンゴル族、回(ウイグル)族、チベット族の「五族共和」を掲げ、清国の領土の大部分を継承した(チベットは実効統治されておらず、外モンゴルは1924年にモンゴル人民共和国として独立)。1933年と1944年にはウイグルも「東トルキスタン共和国」として独立へ動いたが、いずれも中国側に壊滅にさせられた。中華民国政府も建国後、混乱と分裂状態が続いた。臨時大総統だった孫文は南北統一のために袁世凱に臨時大総統の座を譲ったが、袁世凱は1915年に一時的に国名を「中華帝国」に改めるなど独裁的体制であった。そのあと軍閥が各地で割拠する内戦状態となり、孫文は1919年に中国国民党を結成し、1921年に広州で革命政府を樹立し、1925年に孫文が死去すると、1926年から蒋介石が北伐を開始し、1928年に南京に中華民国国民政府が樹立された。それまで「五色旗」だった中華民国国旗は1928年に「青天白日満地紅旗」に変更された。その後、日中戦争となり、満洲には日本の関東軍主導で「満洲国」(1932年~1945年)が建国され、満洲人の清朝のラストエンペラーである愛新覚羅溥儀が皇帝に即位したが、日本敗戦により1945年に崩壊した。また、日中戦争時に1940年に南京で成立した汪兆銘政権が日本側と協力したが日本の敗戦で崩壊した。

 1949年に中華人民共和国を建国する中国共産党(中共)は1921年に結成され、ソビエトのコミンテルン(国際共産主義組織)の指導を受けながら活動し、1924年の第一次国共合作で国民党と協力したが、その後敵対し、農村に拠点を置き、日中戦争時に第二次国共合作を行ったが、戦後は国共内戦となり、満洲をソ連が一時占領したことから共産党は満洲から南へ攻め、蒋介石を指導者とする国民党の中華民国政府は、内戦に敗れて台湾へ逃れた(台湾は日清戦争後の1885年に清国から日本へ割譲され、日本は台湾総督府を置いて統治した。1945年の日本敗戦後、台湾は中華民国に移管されていた。1949年に台湾に逃れた蒋介石は台湾に政権を築き、台湾で「中華民国」総統として「大陸反攻」を主張した)。

 1949年に中共の指導者・毛沢東(毛泽东/マオ・ツォートン)が「中華人民共和国」の建国を宣言した。中華人民共和国の国旗は「五星紅旗」となった。中華人民共和国は建国後、中国共産党による独裁体制を築いた。社会主義を掲げ人民公社などの農村集団化がはかられた。中共の人民解放軍はウイグルとチベットを制圧し、チベット仏教やイスラム教も弾圧された。1959年にチベット動乱で、チベットの宗教指導者であるダライ・ラマ14世と多くのチベット人がインドに亡命し、インドのダラムサラにチベット亡命政府を樹立した。毛沢東国家主席の号令によって農工業の大増産を目指す大躍進政策(1958年~1960年)で国内が大混乱したほか、1966年~1978年の資本主義者や右派を批判する文化大革命では紅衛兵による全国的な粛清運動が巻き起こり、膨大な犠牲者が出た。そのような中、中華人民共和国は1971年に国連に加盟し(台湾の「中華民国」が脱退)、1972年に日本と国交を樹立した。

 1976年に毛沢東が死去し、文化大革命が終息すると、小平(邓小平/テン・シャオピン)が実権を握るようになり、「改革・開放」路線へと舵が切られ、人民公社は生産責任制へと移行し、経済特別区を設置して外国資本・技術を積極的に取り込むようになり、沿岸部の経済発展が始まった。東欧の共産主義政権崩壊の流れで1980年代後半に中国の民主化を求める学生運動が盛り上がったが、1989年の「天安門事件」では軍の戦車が民主化を求める学生らを鎮圧した。

 その後、江沢民(江泽民/チャン・ツォーミン)が1993年から2003年まで国家主席を務め、1997年に香港がイギリスから、1999年に澳門(マカオ)がポルトガルから移管され、一国二制度による統治が始まった。2003年からは胡錦濤(胡锦涛/フウ・チンタオ)が国家主席を務め、積極的な経済発展に力を入れ、輸出入は活発となって世界の工場としての地位を確立した。また、台湾とは2008年に台湾で中国国民党が与党に復帰したのをきっかけに関係改善が進み、2009年に両岸直行便が定期便化され、2010年に「両岸経済枠組み協定」が結ばれた。しかしながら、中国共産党の独裁体制は変わらず、インターネットを規制するなど公的な場での報道・言論の自由が厳しく制限されている。経済は発展途上にあるが、急速な経済発展が深刻な貧富の格差を生むなど、中国は世界の工場としての役割を担っているが、経済発展とともに物価・賃金も上昇傾向にあり、大量の安い労働力を利用したビジネスモデルからの転換が必要となっており、富の分配の不公平さの改善が社会的安定の課題となっている。


(参考Wikipediaほか)

中華人民共和国(中国)
ツォンホア・レンミンコンホークオ
中华人民共和国(中国語)
中華人民共和國(香港澳門・広東語)
(1949年まで中華民国、1949年独立)
面積:956.1万平方キロ
人口:13億4575万
通貨:人民元、香港ドル
主要言語:中国語、(広東語、上海語、福建語、客家語、潮州語、チベット語、ウイグル語、南モンゴル語、チワン語、福州語、湖南語、江西語、ミャオ語、朝鮮語、イー語、英語、ポルトガル語など)
首都:ペキン(ペイチン)/北京(中国語)(人口1145万)


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アジア各国情報 東アジア

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(参考:Wikipedia、外務省HPほか)

日本国
にっぽんこく(日本語)
面積:37.8万平方キロ
人口:1億2739万
通貨:日本円
主要言語:日本語(関東方言、関西方言、中部方言、九州方言、東北方言、中国方言、四国方言、北陸方言、沖縄語、アイヌ語、韓国・朝鮮語など)
首都:東京/とうきょう (日本語)(人口880万)

中華人民共和国(中国)
ツォンホア・レンミンコンホークオ
中华人民共和国(中国語)
中華人民共和國(香港澳門・広東語)
(1949年まで中華民国、1949年独立)
面積:956.1万平方キロ
人口:13億4575万
通貨:人民元、香港ドル
主要言語:中国語、(広東語、上海語、福建語、客家語、潮州語、チベット語、ウイグル語、南モンゴル語、チワン語、福州語、湖南語、江西語、四川語、ミャオ語、朝鮮語、イー語、英語、ポルトガル語など)
首都:ペキン(ペイチン)/北京(中国語)(人口1145万)

台湾(中華民国)
タイワン
臺灣(中華民國)(台湾語、台湾華語)
(1895~1945年日本が統治、1949年に中華民国政府が移転)
面積:3.6万平方キロ
人口:2300万
通貨:台湾元
主要言語:台湾語、台湾華語、客家語、(アミ語、タイヤル語、パイワン語、ブヌン語、セデック語、タロコ語、ルカイ語、ツォウ語、プユマ語、タウ語、サイシヤット語など)
首都:台北/臺北
タイパク/Tâi-pak(台湾語)
タイペイ/ㄊㄞˊㄅㄟˇ (台湾華語)(人口262万)

大韓民国(韓国)
テハンミングク
대한민국(韓国・朝鮮語)
(1910~1945年日本が統治、1948年独立)
面積:9.8万平方キロ
人口:4833万
通貨:韓国ウォン
主要言語:韓国・朝鮮語
首都:ソウル/서울(韓国語)(人口1042万)

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)
チョソン・ミンジュジュウィインミンゴンファグク
조선민주주의인민공화국(朝鮮語)
(1910~1945年日本が統治、1948年独立)
面積:12.1万平方キロ
人口:2391万
通貨:朝鮮ウォン
主要言語:朝鮮語
首都:ピョンヤン(平壌)/평양(朝鮮語)(人口326万)

モンゴル国
Монгол Улс(モンゴル語)
(1924年モンゴル人民共和国独立、1992年モンゴル国に改名)
面積:156.5万平方キロ
人口:267万
通貨:トゥグルグ
主要言語:モンゴル語(キリル文字)
首都:ウランバートル(ウラーンバータル)/Улаанбаатар(モンゴル語)(人口104万)

中華人民共和国の地域

内モンゴル自治区(南モンゴル)
ovormonggol(南モンゴル語)
内蒙古自治区(中国語)
(1939年蒙古連合自治政府成立、1947年内蒙古自治区人民政府、1949年より中華人民共和国が統治)
面積:118.3万平方キロ
人口:2384万
通貨:人民元
主要言語:南モンゴル語(モンゴル文字)、中国語
首府:
huhhot
フフホト(南モンゴル語) (人口:258万)

新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)
شىنجاڭ ئۇيغۇر ئاپتونوم رايونى(ウイグル語)
新疆维吾尔自治区(中国語)
(1933年と1944年に東トルキスタン共和国独立宣言、1949年に中華人民共和国に併合)
面積:166万平方キロ
人口:1963万
通貨:人民元
言語:ウイグル語、中国語、(カザフ語、キルギス語、オイラト・モンゴル語)
首府:
ウルムチ/ئۈرۈمچی(ウイグル語)
ウールームーチー/乌鲁木齐(中国語)(人口231万)

チベット自治区(プー)
བོད་རང་སྐྱོང་ལྗོངས་(チベット語)
西藏自治区(中国語)
(1951年中国人民解放軍がラサ占領、1959年ダライラマ亡命チベット地方政府廃止、中華人民共和国による直接統治始まる)
面積:122.8万平方キロ
人口:274万
通貨:人民元
主要言語:チベット語、中国語
首府:
ラサ(レーサ)/ལྷ་ས་(チベット語)
ラーサー/拉萨(中国語)(人口42万)

広西チワン族自治区(クヴァンスィー)
Gvangjsih Bouxcuengh Swcigih(チワン語)
广西壮族自治区(中国語)
(1958年、広西省から広西チワン族自治区に改編)
面積:23.6万平方キロ
人口:4857万
通貨:人民元
主要言語:チワン語、広東語、中国語
首府:南寧
ナムニン/Namzningz(Nanzningz)(チワン語)
ナムニン/南宁(広東語)
ナンニン/南宁(中国語)(人口245万)

香港特別行政区(ホンコン)
香港特別行政區(広東語)
香港特别行政区(中国語/北京語)
Hong Kong Special Administrative Region(英語)
(1997年イギリスから中華人民共和国に移管)
面積:0.1万平方キロ
人口:701万
通貨:香港ドル
主要言語:広東語、中国語、英語
首府:香港
ホンコン(ヘョンコン)/香港(広東語)
シャンカン/香港(中国語)
ホンコン/Hong Kong(英語)(人口701万)

マカオ特別行政区(マカオ/オウムン)
澳門特別行政區(広東語)
澳门特别行政区(中国語)
Região Administrativa Especial de Macau(ポルトガル語)
(1999年ポルトガルから中華人民共和国に移管)
面積:0.003万平方キロ
人口:56万
通貨:マカオパタカ
主要言語:広東語、中国語、(ポルトガル語)
首府:
オウムン/澳門(広東語)
アオメン/澳门(中国語/北京語)
マカオ/Macau(ポルトガル語)(人口56万)

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東アジアの国の首都(現地語表記)

東アジアの国の首都


国名:にっぽん/日本
正式国名:にっぽんこく/日本国
首都:
とうきょう/東京 (日本語)


国名:한국/韓國
ハングク/韓国
正式国名:대한민국/大韓民國
テハンミングク/大韓民国
首都:
서울 (韓国語/朝鮮語)
ソウル


国名:조선/朝鮮
チョソン/朝鮮
正式国名:조선민주주의인민공화국
朝鮮民主主義人民共和国
首都:
평양 (朝鮮語)
ピョンヤン/平壌


国名:臺灣/Tâi-oân
(中華民國/ㄓㄨㄥ ㄏㄨㄚˊ ㄇㄧㄣˊ ㄍㄨㄛˊ)
タイワン/台湾
(中華民国)
首都:
臺北
Tâi-pak/タイパク (台湾語/ホーロー語)
ㄊㄞˊ ㄅㄟˇ/タイペイ (台湾華語/北京語)
Thoi-pet/トイペッ (台湾客家語)
たいほく/台北


国名:Монгол
モンゴル
正式国名:Монгол Улс
モンゴル国
首都:
Улаанбаатар (モンゴル語)
ウランバートル(ウランバータル)


国名:中国
ツォンクオ/中国
正式国名:中华人民共和国
中華人民共和国
首都:
北京 
Bĕijīng/ペイチン (中国語/北京語)
ペキン/北京

その他・主要地域と主要都市

香港
Heung Kong/ヘョンコン (広東語)
Xianggang/シャンカン (中国語/北京語)
Hong Kong (英語)
ホンコン/香港
(中華人民共和国香港特別行政区)

澳門
Ou Mun/オウムン (広東語)
Àomén/アオメン (中国語/北京語)
Macau (ポルトガル語)
マカオ/澳門
(中華人民共和国澳門特別行政区)

ལྷ་ས་ (チベット語)
ラサ(レーサ)
拉萨/ラーサー (中国語)
(チベット・中華人民共和国チベット自治区)

ئۈرۈمچی‎, (ウイグル語)
ウルムチ
乌鲁木齐/ウールームーチー (中国語)
(東トルキスタン・中華人民共和国新疆ウイグル自治区)

Nanzningz (チワン語)
ナンニン
南宁
ナムネン (広東語)
ナンニン (中国語)
(チワン・中華人民共和国チワン族自治区)

huhhot
(南モンゴル語)
フフホト
Хөх хот/フフホト (モンゴル語)
呼和浩特/フウホーハオトー (中国語)
(南モンゴル・中華人民共和国内モンゴル自治区)

长春
Chángchūn/ツァンツン (中国語)
ちょうしゅん/長春
(旧満州国の首都・中華人民共和国吉林省)

大连
Dàlián/ターリエン (中国語)
だいれん/大連
(旧関東州・中華人民共和国遼寧省)

南京
Nánjīng/ナンチン (中国語)
なんきん/南京
(旧中華民国の首都・中華人民共和国江蘇省)

上海
zɑ̃ hɛ/サァヘー (上海語)
Shànghăi/サンハイ (中国語)
シャンハイ/上海
(中国最大の都市・中華人民共和国上海市)

福州
Hók-ciŭ/ホッチウ (閩東語/福州語)
Fúzhōu/フウツォウ (中国語) 
ふくしゅう/福州
(福建省の省都、閩東系の中心都市・中華人民共和国福建省)

厦门
Ē-mn̂g/エームン (閩南語/福建語)
Xiàmén/シアメン (中国語)
アモイ/厦門
(福建閩南系の中心都市・中華人民共和国福建省)

梅州
Moi-tsu/モイツウ (客家語)
Méizhōu/メイツォウ (中国語)
ばいしゅう/梅州
(客家系の中心都市・中華人民共和国広東省)

汕头
Soann-thau/ソワタウ (潮州語)
Shàntóu/サントウ (中国語)
スワトウ/汕頭
(潮州系の中心都市・中華人民共和国広東省)

广州
Kwong Chau/クォンツァウ (広東語)
Guăngzhōu/クァンツォウ (中国語)
こうしゅう/広州
(広東系の中心都市・中華人民共和国広東省)

西安
Xī'ān/シーアン (中国語)
せいあん/西安
(古代中国の都・中華人民共和国陝西省)

重庆
Chóngqìng/ツォンチン (中国語)
じゅうけい/重慶
(蒋介石時代の中華民国臨時首都・中華人民共和国重慶市)

那覇
ナファ (沖縄語)
なは (日本語)
(ウチナー・沖縄の首府・日本国沖縄県)

Хабаровск (ロシア語)
ハバロフスク
(極東の首府・ロシア連邦極東連邦管区ハバロフスク地方)

Южно-Сахалинск (ロシア語)
ユジノ・サハリンスク
豊原 (日本語)
とよはら
(樺太・サハリンの首府・ロシア連邦極東連邦管区サハリン州・樺太庁豊原支庁)

Улаан-Үдэ (ブリヤート語)
Улан-Удэ (ロシア語)
ウラン・ウデ
(ロシア連邦ブリヤート共和国の首都)

Кызы́л (トゥヴァ語、ロシア語)
クィズィール
(ロシア連邦トゥヴァ共和国の首都)

Дьокуускай (サハ語)
Якутск (ロシア語)
ヤクーツク
(ロシア連邦サハ共和国の首都)

Го́рно-Алта́йск (ロシア語)
ゴルノ・アルタイスク
(ロシア連邦アルタイ共和国の首都)

ביראָבידזשאן (イディッシュ語)
Биробиджа́н (ロシア語)
ビロビジャン
(ロシア連邦ユダヤ自治州の州都)

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ジャンル : 海外情報

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