愛知・犬山 木曽川と犬山橋、犬山城

犬山
いぬやま

日本国愛知県犬山市

愛知・犬山 木曽川と犬山橋、犬山城

 犬山(いぬやま)市は愛知県北部にある人口約8万人の市。南に小牧(こまき)市、西に丹羽(にわ)郡の大口(おおぐち)町と扶桑(ふそう)町と接しているほか、市の北側に木曽川が流れ、東側は山地であり、いずれも岐阜県との県境となっていて、木曽川の北が各務原(かかみがはら)市、山の東が可児(かに)市となっている。

 犬山市には旧国鉄(JR東海)の路線が走っていないため、名古屋鉄道(名鉄)はJR東海と競合せず、犬山駅は名鉄犬山線、小牧線、広見線の各線が乗り入れる主要ターミナル駅となっている。

 犬山線は名鉄名古屋(めいてつ なごや)~上小田井(かみおたい)~岩倉(いわくら)~江南(こうなん)~犬山~新鵜沼(しんうぬま)を結ぶ路線で、犬山から名鉄名古屋を経由して中部国際空港(ちゅうぶ こくさいくうこう)や豊橋(とよはし)方面を結ぶミュースカイ・特急や、名鉄名古屋経由で知多半島の内海(うつみ)、河和(こうわ)方面を結ぶ急行、そのほか準急や普通、さらに上小田井から名古屋地下鉄鶴舞線に乗り入れ、名鉄豊田線の新豊田(しんとよた)駅まで直通する普通電車などが走っている。特急や急行の一部は犬山から先の新鵜沼まで結んでいるが、新鵜沼からは各務原線が名鉄岐阜(めいてつ ぎふ)駅まで結んでいて、各務原線の電車は犬山から発着しているものが多い。つまり、犬山駅からは名古屋と岐阜、どちらにも便利である。まあ、かつては名古屋から犬山を経由して新鵜沼の手前から伸びていた連絡線を使ってJR飛騨本線に乗り入れ、高山(たかやま)方面を結ぶ特急「北アルプス」も走っていた。

 小牧線は犬山駅から南下して、小牧(こまき)を通って、名古屋市北区の上飯田(かみいいだ)を結んでいて、以前は終点の上飯田が他線とつながっていなくて不便であったが、平成15年(2003年)に地下鉄上飯田線が開業し、地下鉄名城線の平安通(へいあんどおり)駅まで乗り入れるようになり、便利になった。急行が走っていないので、名古屋市へ行くには時間がかかるため、犬山線に比べて利用者は少ない。

 広見線は犬山から岐阜県可児市の新可児(しんかに)駅を結び、さらに新可児から御嵩(みたけ)駅まで結んでいる。

 犬山駅は犬山市の中心部にあり、駅の周辺に市街地が広がっている。犬山市役所も犬山駅の南西側にある。

 犬山の観光名所は犬山駅から一つ北側の犬山遊園(いぬやま ゆうえん)駅が便利。ここは日本モンキーパークの最寄り駅で、平成20年(2008年)までモンキーパークモノレールの駅もあり、ここからモンキーパークを結んでいた。モンキーパークモノレールは犬山遊園駅と動物園駅の間に成田山駅もあり、成田山名古屋別院大聖寺への参拝にも利用できた。

 愛知県犬山市と岐阜県各務原市の境となっている木曽川の犬山橋は、平成12年(2000年)に道路専用橋ができるまで、鉄道と道路の併用橋であったことから路面電車のようになっていて、そこに名鉄特急パノラマカーなどが走る姿は犬山の名所となっていた。鉄道と道路が分離されてからは、鉄道橋が鉄道専用橋に改良工事され、走行スピードも引き上げられた。

 犬山公園駅の西約500mのところには、天守が美しい犬山城がある。犬山城は1469年(文明元年)に尾張(おわり)を拠点とする織田広近(おだ ひろちか)によって築城され、1537年(天文6年)に織田信長(おだ のぶなが)の叔父にあたる織田信康(おだ のぶやす)によって改修され、天守も建てられた。江戸時代は犬山藩が置かれ成瀬(なるせ)氏の居城となった。明治時代になると犬山城は廃城となったが、天守が残され、保存されている。

 犬山市にはこのほか、岐阜県可児市との境に世界の民族の暮らしを展示する野外民族学博物館である「リトルワールド」や、明治時代の建物、電車、産業施設などを移築、保存し展示している「博物館 明治村」などの施設がある。明治村の東には農業灌漑用のため池である入鹿(いるか)池が広がっている。

犬山エリアの主な駅

犬山 / いぬやま 駅
名古屋鉄道 犬山線、小牧線、広見線

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名鉄小牧線・犬山駅に乗り入れる名古屋地下鉄上飯田線の電車

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鉄道道路併用橋だった犬山橋を渡る名鉄特急

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犬山遊園駅のモンキーパークモノレール


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テーマ : 名古屋・愛知
ジャンル : 地域情報

岐阜・各務原 並走するJRと名鉄、航空自衛隊岐阜基地と宇宙科学、ニンジンと各務原キムチ

各務原
かかみがはら

日本国岐阜県各務原市

岐阜・各務原 並走するJRと名鉄、航空自衛隊岐阜基地と宇宙科学、ニンジンと各務原キムチ

 各務原(かかみがはら)市は岐阜(ぎふ)市の東に隣接する人口約15万人の都市。木曽川が市の南側を流れ、東は坂祝(さかほぎ)町で、市北部は山が広がり、山の北側が関(せき)市であり、木曽川の南は愛知県犬山(いぬやま)市や江南(こうなん)市などとの境となっている。

 各務原市は昭和38年(1963年)に稲葉郡の那加(なか)町、稲羽(いなは)町、蘇原(そはら)町、鵜沼(うぬま)町が合併して誕生した。平成16年(2004年)に羽島郡の川島(かわしま)町を編入して現在の市域となった。

 木曽川の北に各務原台地が広がり、江戸時代の主要幹線であった中山道(なかせんどう)の鵜沼宿(うぬまじゅく)の宿場町として発展した。中山道は市内を東西に貫き、現在は国道21号線がそのルートを走っている。

 鉄道も東西に走っていて、岐阜からJR東海の高山本線と名古屋鉄道(名鉄)の各務原線がほぼ同じルートを並走している。中山道は多治見(たじみ)から可児(かに)、鵜沼を通って岐阜から琵琶湖方面へと向かっていたが、鉄道の中央本線は多治見から名古屋(なごや)を結ぶルートとなり、名古屋を通らない多治見~岐阜はメインルートから外れた。そのため、岐阜から各務原(鵜沼)を通る幹線は飛騨・高山(ひだ・たかやま)方面へ向かう高山本線となり、美濃太田(みの おおた)から可児を経由して多治見を結ぶ線は太多線というローカル線となっている。実際には、岐阜から太多線に乗り入れて多治見へ直通する列車もあり、岐阜県の東西を結ぶルートとなっているが、利用者は多くなく、中山道の幹線というよりは田舎のローカル線というイメージが強い。高山本線は非電化でディーゼルカーが走る。市内には那加(なか)、蘇原(そはら)、各務ヶ原(かかみがはら)、鵜沼(うぬま)の各駅があり、鵜沼駅には高山本線を走る特急「ひだ」の一部が停車する。高山本線は各務原市の市街地を走っているものの、名鉄各務原線と市内でのルートが重複しているため、近距離輸送では運転本数が多い名鉄のほうに利用者が流れているようである。

 名鉄各務原線はJR高山本線と並走しているが市内に新那加(しんなか)、各務原市役所前(かかみがはら しやくしょまえ)、六軒(ろっけん)、三柿野(みかきの)、二十軒(にじっけん)、名電各務原(めいでん かかみがはら)、鵜沼宿(うぬまじゅく)、新鵜沼(しんうぬま)など12駅もあり、きめ細かい輸送を行い、JRとの差別化をはかっている。そのうち、名鉄新那加駅とJR那加駅、名鉄三柿野駅とJR蘇原駅、名電各務原駅とJR各務ヶ原駅、名鉄新鵜沼駅とJR鵜沼駅が近い。急行は新那加、各務原市役所前、六軒、三柿野、名電各務原、新鵜沼に停車する。各務原線の電車は新鵜沼から先へ名鉄犬山線に乗り入れ、犬山(いぬやま)駅まで直通している。また、犬山駅からは名古屋方面へ向かう犬山線と名古屋市の平安通駅まで結ぶ小牧線などに乗り換えることができるため、各務原から名古屋へ向かうには、岐阜へ出るよりも犬山へ出たほうが便利な場合がある。新鵜沼駅は犬山を経由して名古屋、中部国際空港へ向かう特急電車も発着している。名鉄犬山線からは、かつて新鵜沼駅の東の短絡線を通ってJR高山本線に乗り入れる特急「北アルプス」が走っていた。特急「北アルプス」は名鉄沿線から飛騨高山方面へ向かうユニークなディーゼル特急であったが、が、平成13年(2001年)に廃止された。それにより、新鵜沼駅の短絡線が不要になり、現在は線路も撤去されたが、廃線跡の面影が確認できる。

 名電各務原駅やJR各務ヶ原駅の周辺はのんびりしているが、駅の南側にアピタ各務原店やユーホームなどのショッピングセンターがある。

 市西部の那加エリアは、特に名鉄新那加駅、JR那加駅周辺に市街地が広がり、各務原市役所も那加エリアにある。各務原市役所前~六軒~三柿野~二十軒の南側には航空自衛隊岐阜基地が広がっている。ここはもともと明治9年に陸軍第3師団砲兵演習場として開設され、その後、大正6年(1917年)に陸軍各務原飛行場が開設された。昭和20年(1945年)の日本敗戦時にはアメリカ軍が進駐し、昭和33年(1958年)に基地が全面返還された。現在、基地では航空自衛隊の飛行開発実験団が置かれ、航空技術の試験や研究が行われている。また、岐阜県における防災ヘリなどの拠点にもなっている。毎年秋に開かれる航空祭では最寄り駅の三柿野駅が混雑する。三柿野駅の近くには川崎重工業航空カンパニーの岐阜工場があり、航空・宇宙関連機材の製作を行っている。三柿野駅・蘇原駅から北へ山のほうへ行くとITとものづくりの融合を目指す「テクノプラザ」という工業団地がある。そのほか、航空自衛隊岐阜基地の南側には「かかみがはら航空宇宙科学博物館」があり、実験機や輸送機、哨戒機、ヘリコプターなども展示されていて、各務原が航空の先端工業都市であることが実感できる。

 このほか各務原は、ニンジンが特産物になっている。また、近年は「各務原キムチ」が有名になり、岐阜みやげの定番商品の一つにもなっている。「各務原キムチ」は町おこしの一環として開発されたもので、各務原特産のニンジンを加えることが「各務原キムチ」の特色となっている。

各務原エリアの主な駅

鵜沼 / うぬま 駅
JR東海 高山本線
新鵜沼 / しんうぬま 駅
名古屋鉄道 各務原線、犬山線

各務ヶ原 / かかみがはら 駅
JR東海 高山本線
名電各務原 / めいでんかかみがはら 駅
名古屋鉄道 各務原線

那加 / なか 駅
JR東海 高山本線
新那加 / しんなか 駅
名古屋鉄道 各務原線

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JR高山本線・鵜沼駅

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名鉄・新鵜沼駅

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新鵜沼駅の特急「北アルプス」短絡線の廃線跡

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新鵜沼駅から高山本線を結ぶ短絡線の廃線跡
 

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テーマ : 岐阜県
ジャンル : 地域情報

愛知・豊田 トヨタ自動車本社がある都市

豊田
とよた

日本国愛知県豊田市

愛知・豊田 トヨタ自動車本社がある都市

 豊田(とよた)市は愛知県中西部にある三河(みかわ)地方の代表的な都市の一つで、人口約42万人。世界を代表する自動車メーカーの一つである「トヨタ自動車」の本社が同市にあることで知られている。瀬戸(せと)市、長久手(ながくて)市、みよし市、知立(ちりゅう)市、安城(あんじょう)市、岡崎(おかざき)市などと接している。

 豊田市はもともと挙母(ころも)と呼ばれる町で、昭和26年(1951年)に挙母市となったが、戦後に自動車産業が急速に発展し、挙母がトヨタ自動車のまちとして急成長すると、知名度を上げるため、昭和34年(1959年)にトヨタ自動車の名前をとって豊田(とよた)市に改名された。

 平成の大合併で、平成17年(2005年)に西加茂郡の藤岡(ふじおか)町、小原(おばら)村、東加茂郡の足助(あすけ)町、旭(あさひ)町、稲武(いなぶ)町、下山(しもやま)村を編入し、東に市域が広がり、広大な西三河の山間部が豊田市の一部になった。

 豊田市は自動車工業の都市として発展したため、市内は自動車関連の工場が多く、自家用車普及率も高く、通勤時間帯は市内の道路が混雑する。市内には東名高速道路の豊田インターチェンジ(IC)と豊田ジャンクション(JCT)があり、豊田ジャンクションでは伊勢湾岸自動車道と東海環状自動車道と接続し、伊勢湾岸自動車道は市内に豊田南IC、東海環状自動車道は豊田東IC、豊田松平IC、豊田勘八IC、豊田藤岡ICがある。

 豊田市は人口40万人を超える主要都市であるが、JRの駅はない。豊田市の中心駅は、名鉄三河線・豊田線の豊田市(とよたし)駅と愛知環状鉄道の新豊田(しんとよた)駅。豊田市駅と新豊田駅は数百メートルしか離れておらず、ペデストリアンデッキの歩道でつながっているので乗り換えも便利である。

 豊田市駅は名鉄の三河線と豊田線が乗り入れていて、三河線は北行きが猿投(さなげ)、南行きが知立(ちりゅう)まで運行されている。知立から名古屋本線に乗り換えて名古屋方面へ向かうことができる。三河線自体は知立より先の碧南(へきなん)までであるが、知立を境に運転系統が分かれていて、通称で知立より北を山線、南を海線と呼んでいる。三河線はかつては猿投から西中金(にしなかがね)駅まで伸びていたが、平成16年(2004年)に廃止された。三河線の沿線の主な駅は、愛知みずほ大学がある猿投駅、豊田線が分岐する梅坪(うめつぼ)駅、旧市名「挙母」の地名が残る上挙母(うわごろも)駅、トヨタ自動車元町工場に近い土橋(つちはし)駅、トヨタ自動車堤工場に近い竹村(たけむら)駅などがある。

 豊田線は赤池(あかいけ)駅から名古屋地下鉄・鶴舞線に直通運転するために建設され、昭和54年(1979年)に開業した。鶴舞(つるまい)、上前津(かみまえづ)、伏見(ふしみ)、丸の内(まるのうち)など名古屋市中心部を結び、さらに一部の電車は上小田井(かみおたい)駅から名鉄犬山線に乗り入れて犬山(いぬやま)駅まで結んでいる。豊田線は豊田市駅から1つ北の梅坪駅で三河線と分かれ、市内にそのほか上豊田(かみとよた)駅と浄水(じょうすい)駅があり、みよし市、日進(にっしん)市方面へ抜けている。

 豊田市駅西口には新豊田駅への通路沿いに「松坂屋」豊田店や、「T-FACE」という複合商業施設がある。東口は名鉄トヨタホテルた豊田市中央図書館があり、豊田大橋を渡った先にサッカーの「豊田スタジアム」があり、名古屋グランパスエイトのホームスタジアムとして使われている。豊田市駅の南側に豊田市役所がある。

 愛知環状鉄道の新豊田駅は、国鉄岡多線の駅として昭和51年(1976年)に開業した。岡多線は自動車の貨物輸送を目的に建設が進められたが、昭和59年(1984年)にトヨタ自動車の貨物輸送が終了し、採算の見込みが立たなくなり、昭和63年(1988年)に岡多線の岡崎(おかざき)~新豊田が第3セクターの愛知環状鉄道に転換し、国鉄時代に建設が進んでいた岡多線と瀬戸線の新豊田~新瀬戸(しんせと)~高蔵寺(こうぞうじ)の区間を開業させ、岡崎~新豊田~高蔵寺が結ばれるようになった。

 豊田市内には12駅があり、そのうち北から主にリニモとの乗り換え駅の八草(やくさ)駅、中京大学豊田キャンパスが近い貝津(かいづ)駅、豊田市の中心部の新豊田駅、名鉄上挙母駅に近い新上挙母(しんうわごろも)駅、トヨタ自動車本社前の三河豊田(みかわとよた)駅、トヨタ自動車上郷工場に近い永覚(えかく)駅と三河上郷(みかわかみごう)駅などがある。近年、トヨタ自動車では電車通勤を奨励しており、朝ラッシュ時に新豊田~三河豊田にシャトル電車が運行されている。愛知環状鉄道は、そのほか、岡崎市の中岡崎(なかおかざき)駅で名鉄名古屋本線・岡崎公園(おかざきこうえん)駅、岡崎駅でJR東海・東海道本線。、新瀬戸駅では名鉄瀬戸線・瀬戸市(せとし)駅、高蔵寺駅ではJR東海・中央本線とそれぞれ接続し、環状鉄道の役割を果たしている。

 トヨタ自動車本社は三河豊田駅の東側に広がり、地名も豊田市トヨタ町となっている。本社機能とトヨタ自動車本社工場のほか、トヨタの自動車や技術を紹介する博物館である「トヨタ会館」があり、組立ラインの工場見学も実施され、世界に誇るトヨタの技術を紹介している。

 そのほか、八草駅は平成17年(2005年)に開催された愛・地球博(愛知万博)の期間中に、万博八草(ばんぱく やくさ)駅となり、名古屋駅から中央本線の高蔵寺経由で万博八草駅まで臨時列車が運行され、万博八草駅から愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)に乗り換えて万博会場駅(現・愛地球博記念公園駅)へと向かうルートが発揮された。八草からリニモを使えば名古屋市名東区の地下鉄東山線・藤が丘(ふじがおか)駅へ向かうことができる。

豊田エリアの主な駅

豊田市 / とよたし 駅
名古屋鉄道 三河線、豊田線
新豊田 / しんとよた 駅
愛知環状鉄道 愛知環状鉄道線

三河豊田 / みかわとよた 駅
愛知環状鉄道 愛知環状鉄道線

八草 / やくさ 駅
愛知環状鉄道 愛知環状鉄道線
愛知高速交通 東部丘陵線(リニモ)

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名鉄・豊田市駅に停車中の豊田線を走る地下鉄鶴舞線電車

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名鉄・豊田市駅と愛環・新豊田駅の間にある松坂屋豊田店とT-FACE

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愛知環状鉄道・新豊田駅

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愛知環状鉄道・八草駅

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八草駅で折り返すリニモ


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岐阜・本巣 樽見鉄道とモレラ岐阜、根尾谷の淡墨桜

本巣
もとす

日本国岐阜県本巣市

岐阜・本巣 樽見鉄道とモレラ岐阜、根尾谷の淡墨桜

 本巣(もとす)市は岐阜県西部の美濃(みの)地方にある人口約3.5万人の市。平成16年(2004年)に本巣郡の本巣町、真正(しんせい)町、糸貫(いとぬき)町、根尾(ねお)村が合併して誕生した。

 本巣市には、市の西部に根尾川が流れ、その西は揖斐川(いびがわ)町や大野(おおの)町となっている。東は岐阜(ぎふ)市と北方(きたがた)町に、南は瑞穂(みずほ)市に接している。市の北部は根尾川上流の樽見(たるみ)より北は特に山深く、国道157号線が福井県の大野(おおの)市へつながっているほか、北東に山県(やまがた)市と関(せき)市とも接しているが険しい山を隔てていることから隣という感じはしない。

 本巣市は南北に樽見鉄道が走り、大垣(おおがき)から本巣を通って樽見まで結んでいる。市内には北方真桑(きたがた まくわ)、モレラ岐阜(モレラぎふ)、糸貫(いとぬき)、本巣(もとす)、織部(おりべ)、木知原(こちぼら)、神海(こうみ)、鍋原(なべら)、日当(ひなた)、高尾(たかお)、水鳥(みどり)、樽見(たるみ)などの各駅がある。また、木知原~神海の間にある谷汲口(たにぐみぐち)駅と神海~鍋原の間にある高科(たかしな)駅は揖斐川町側にある。樽見鉄道はもともと国鉄樽見線で大垣~美濃神海(現・神海)が昭和59年(1984年)に第3セクター化され、樽見鉄道となり、建設中であった神海~樽見を平成元年(1989年)に開業させた。

 本巣市の中心部は本巣駅の東側に市街地が広がっている。本巣駅の南側の旧・糸貫町は富有柿(ふゆうがき)の産地としても知られ、国道157号線沿いに道の駅「富有柿の里いとぬき」がある。このほか、北方真桑駅は、旧・真正町の真桑地区と北方町に近い駅。北方町は小さな町であるが、人口密度が高いため、本巣市とは合併しなかった。

 北方真桑駅の南側には平成17年(2005年)まで名鉄揖斐線が東西に走り、岐阜市の忠節(ちゅうせつ)駅から岐阜市内線(路面電車区間)に直通して岐阜駅まで走っていた。また、名鉄揖斐線は本巣市内に真桑(まくわ)駅と政田(まさだ)駅があり、北方町の美濃北方(みの きたがた)駅も便利であった。揖斐川線は大野町の黒野(くろの)駅を経由して、揖斐川町の本揖斐(ほんいび)駅まで結んでいた。真桑はマクワウリ(真桑瓜)の産地である。また、黒野から谷汲線が旧・谷汲(たにぐみ)村(現・揖斐川町)の谷汲(たにぐみ)まで結んでいたが、平成13年(2001年)に黒野~本揖斐、黒野~谷汲が廃止され、平成17年(2005年)には忠節~新岐阜の岐阜市内路面区間廃止に合わせて黒野~忠節が廃止された。これらの区間はバスが運行されているが、車の邪魔になると路面電車を追い出すために岐阜市内から放射状に延びていた鉄道ネットワークを壊してしなうのではなく、やはり県庁所在地の岐阜市を結ぶ便利な鉄道は残してほしかった。

 北方真桑駅と糸貫駅の間にあった都築紡績糸貫工場の跡地に平成18年(2006年)に巨大な複合ショッピングモール「モレラ岐阜」がオープンした。これに合わせて樽見鉄道にもモレラ岐阜駅が開設された。ここは岐阜最大級のショッピングスポットであることから、多くの買い物客が訪れ、まるで空港のような巨大な敷地の駐車場に大量の車が停車しているのは、車社会の岐阜県らしい光景である。岐阜市内を通って岐阜駅を結ぶバスも運行しているが、このルートはほとんど名鉄揖斐線と重なる。モレラ岐阜がオープンしたのは名鉄揖斐線+岐阜市内線が廃止された翌年であるが、モレラ岐阜への新たな需要があれば、鉄道は廃止されなくてもよかったのではないかと悔やまれる。名鉄揖斐線から樽見鉄道への連絡線を造ってモレラ岐阜駅に乗り入れてもよかったのだ。名鉄揖斐線廃線跡は沿線のあちこちに遺構が残っており、もう走ることがないのかと思うと本当に残念だ。

 樽見鉄道の終点の樽見駅は旧・根尾村の玄関口で、樹齢1500年以上の巨大な淡墨桜(うすずみざくら)が知られ、日本五大桜、三大巨桜にも数えられ、大正11年(1922年)に天然記念物に指定されている。また、水鳥駅の近くには、明治24年(1891年)に発生したマグニチュード8.0の濃尾地震の震源断層である根尾谷断層があり、断層を保存し、展示する「地震断層観察館・体験館」などがある。根尾川沿線は、春は桜、秋は紅葉が美しく、冬は雪深く、四季おりおりの姿を見せる。樽見鉄道は沿線人口が少ないので、沿線活性化には観光客の誘致が欠かせない。この豊かな自然と、車窓の素晴らしさを活かした観光鉄道としても魅力があると思う。

本巣エリアの主な駅

本巣 / もとす 駅
樽見鉄道 樽見線

モレラ岐阜 / モレラぎふ 駅
樽見鉄道 樽見線

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樽見鉄道・モレラ岐阜駅

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モレラ岐阜

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愛知・長久手 愛・地球博記念公園とリニモ

長久手
ながくて

日本国愛知県長久手市

愛知・長久手 愛・地球博記念公園とリニモ

 長久手(ながくて)市は、愛知県中部の人口約5万人の市で、平成24年(2012年)1月に愛知郡長久手町から長久手市に昇格した。

 東に名古屋(なごや)市名東(めいとう)区、北に尾張旭(おわりあさひ)市、北東に瀬戸(せと)市、南東に豊田(とよた)市、南に日進(にっしん)市と隣接している。

 長久手は平成17年(2005年)に開催された愛知万博(愛・地球博)は、愛知県(長久手町・豊田市・瀬戸市)で開催され、長久手がメイン会場となった。会場は愛知青少年公園の敷地を改造して整備され、万博終了後、跡地は「愛・地球博紀念公園」として再整備され、自然豊かな公園となった。愛知万博はもともと瀬戸市の「海上の森」(かいしょのもり)が海上候補地となっていたが、準絶滅危惧種の「オオタカ」などが生息する森林の環境破壊に反対の声が強まり、長久手町の愛知青少年公園をメイン会場とし、瀬戸会場については規模を縮小して自然環境を重視した。愛知万博は3月から半年間の会期中に2204万人が来場し、目標としていた1500万人を大きく上回った。キャラクターの「モリゾー」と「キッコロ」も好評だった。長久手会場跡地の「愛・地球博紀念公園」は愛知万博のキャラクター「モリゾー」と「キッコロ」から「モリコロパーク」とも呼ばれている。

 愛知万博は「自然の叡智」をメインテーマとし、120を超える国が参加し、トヨタやJR東海など愛知県を基盤とする企業も未来の交通としてIMTS(電波磁気誘導式バス)やリニアモーターカーなどの展示が注目を集め、「JR東海 超電導リニア館」や「トヨタグループ館」は特に人気があった。また、会場にはグローバル・ループと呼ばれる会場を一周できる回廊が設けられ、周辺に世界各国のパビリオンが並び、ロシア連邦サハ共和国で発掘されたマンモスの展示には行列ができた。

 愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)は、平成17年(2005年)に開催された愛知万博のアクセス交通のため、HSST(常電導吸引型)のリニアモーターカーとして建設された路線で、名古屋地下鉄東山線が発着する名古屋市名東区の藤が丘(ふじがおか)駅から長久手の万博会場(現・愛地球博記念公園)駅を経由して豊田市の万博八草(現・八草)駅まで結び、八草(やくさ)駅で愛知環状鉄道と接続している。万博開催中は、名古屋から万博会場へ向かう場合、名古屋→(地下鉄東山線)藤が丘→(リニモ)万博会場、名古屋→(中央本線から高蔵寺経由で愛知環状鉄道直通)万博八草→(リニモ)万博会場という2つのルートが主に使われた。

 現在、リニモは、長久手市を東西に結び、これまで鉄道がなかった長久手市の沿線から藤が丘駅を結び、地下鉄に乗り換えて名古屋市中心部へ向かう通勤・通学路線となっているほか、沿線の長久手市・日進市・豊田市周辺に、愛知学院大学、名古屋外国語大学、名古屋学芸大学(長久手古戦場駅)、愛知県立芸術大学(芸大通駅)、名古屋商業大学(公園西駅)、愛知県立大学(愛・地球博記念公園駅)、愛知工業大学(八草駅)などがあるが、愛知県立大学を除いてキャンパスまで遠いため、あまりリニモに通学客が流れていないのが実情で、万博終了後はさびしい感じは否めない。今後は買い物客や観光客の利用者を誘致したり、周辺人口を増やすなどが必要だと思われる。

 地下駅の藤が丘駅を出発したリニモはしばらく東へ地下を走り、長久手市に入り、地上に出たところに、はなみずき通(はなみずき どおり)駅がある。南に向きを変えて再び90度東へ曲がると杁ケ池公園(いりがいけ こうえん)駅。駅前には「グランパルク―アピタ長久手店」があり、長久手市最大級のショッピングセンターとなっている。

 次の長久手古戦場(ながくて こせんじょう)駅は、16世紀後半の1584年(天正12年)に羽柴(豊臣)秀吉陣営と織田信長・徳川家康陣営が対決した「長久手の戦い」の舞台となったところで、同戦いでは徳川陣営の大勝利となったが、後に秀吉と家康が講和し、豊臣秀吉は1592年(文禄元年)に天下統一を果たした。粘り強い徳川家康は豊臣時代が終わった後に江戸幕府を開くことになる。長久手古戦場駅の北側に古戦場公園があり、当時の戦いの歴史を知ることができる。駅から1.5キロほど北には長久手市役所がある。駅の南には日進市側には口論議(こうろぎ)運動公園がある。同駅から1~3キロ南の日進市側にある愛知学院大学、名古屋外国語大学、名古屋学芸大学へ、バスが運行されていて、通学客の利用も少しずつ増えている。また、駅前にイオングループのショッピングセンターが建設中で、平成25年(2013年)にオープン予定であり、これが開業すれば、同駅は長久手市の中心的な駅に成長しそうだ。

 芸大通(げいだいどおり)駅は愛知県立芸術大学が近いほか、トヨタ自動車創立50周年を記念して平成元年(1989年)に開設された「トヨタ博物館」の最寄り駅でもある。同博物館はトヨタ自動車の車両や、自動車の歴史が展示されている。公園西(こうえんにし)駅は、日進市の名古屋商業大学に近く、バスが同大学を結んでいる。愛・地球博記念公園(あい・ちきゅうはく きねんこうえん)駅は、愛・地球博記念公園と愛知県立大学の最寄り駅で、万博開催時は最も混雑した駅であったが、現在はのんびりしている。

 その先から豊田市に入り、愛知県陶磁資料館(瀬戸市)に近い陶磁資料館南(とうじしりょうかん みなみ)駅を通って、終点の八草(やくさ)駅に至る。八草駅から愛知環状鉄道に乗れば、瀬戸市の瀬戸市(せとし)駅で名鉄瀬戸線(新瀬戸駅)と、春日井(かすがい)市の高蔵寺(こうぞうじ)駅でJR東海の中央線と、新豊田(しんとよた)駅で名鉄豊田線・三河線(豊田市駅)と乗り換えができる。

長久手エリアの主な駅

長久手古戦場 / ながくてこせんじょう 駅
愛知高速交通 東部丘陵線(リニモ)

愛・地球博記念公園 / あい ちきゅうはくきねんこうえん 駅
愛知高速交通 東部丘陵線(リニモ)

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リニモ・杁ケ池公園駅

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トヨタ博物館

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リニモ 愛・地球博記念公園駅

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長久手の丘陵を快走するリニモ

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テーマ : 愛知県の尾張エリア情報
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岐阜・川原町 長良川の鵜飼いと川原町の古い町並み

岐阜・川原町
ぎふ・かわらまち

日本国岐阜県岐阜市

岐阜・川原町 長良川の鵜飼いと川原町の古い町並み

 岐阜(ぎふ)駅から「長良橋通り」と呼ばれる国道256号線を北上していくと、岐阜最大の繁華街の「柳ヶ瀬」(やながせ)があり、そこからさらに2キロほど北上すると金華山(きんかざん)があり、その北側を流れる長良川(ながらがわ)に長良橋が架かっている。

 長良川は鵜飼(うかい)で知られ、毎年5月中旬から10月中旬に行われる。鵜飼は1300年以上の歴史を持つ漁法で、鵜匠(うしょう)がかがり火を焚きながら、鵜を用いて鮎(アユ)などをとる。長良橋の南詰には鵜飼をする鵜匠の像がある。

 長良橋へは、かつては路面電車の名鉄岐阜市内線本線(長良線)が岐阜駅から徹明町、柳ヶ瀬、長良橋を通って長良北町(ながらきたまち)まで結んでいたが、昭和63年(1988年)に徹明町~長良北町が廃止された。路面電車が廃止されると、バスは行先がバラバラでわかりにくくなったが、岐阜駅から長良橋を経由するバスは頻繁に走っており、行先よりも長良橋を経由するかどうか確認してバスに乗れば、不便ではない。また逆に、長良橋から岐阜駅方面へはバスの行先はほとんどが岐阜駅行きなので非常に便利である。

 川原町(かわらまち)は長良川の物流の拠点として江戸時代から発展したところで、長良橋の西側に古い街並みが保存されている。昭和20年(1945年)7月のアメリカ軍による岐阜空襲からもまぬがれたことから、戦前からの日本家屋がそのまま残っている。川原町では伝統の「岐阜うちわ」を販売するお店があるほか、旅館や「手湯」もあり、散歩が楽しい。長良橋寄りの川原町の入り口には、五木ひろしの「長良川艶歌」の碑がある。


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川原町の古き街並み

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川原町の手湯

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五木ひろし「長良川艶歌」の碑

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長良橋の鵜匠の碑

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テーマ : 岐阜県
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愛知 名古屋・藤が丘 地下鉄東山線とリニモ

名古屋・藤が丘
なごや・ふじがおか

日本国愛知県名古屋市名東区

愛知 名古屋・藤が丘 地下鉄東山線とリニモ

 藤が丘(ふじがおか)駅は名古屋(なごや)市の名東(めいとう)区にある名古屋地下鉄東山線と愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)が乗り入れる駅。

 藤が丘は昭和40年代にニュータウン開発が進み、東山線の藤が丘駅は昭和44年(1969年)に開業した終着駅である。駅の東側には東山線の藤が丘工場と車両基地があり、藤が丘駅の先から北へ進み、ぐるっと逆U字状に南へ曲がって車庫に進入する。

 藤が丘の地名は、この地が明治時代まで藤森村であったことが由来となっている。このほか藤が丘駅の周辺のニュータウン開発時に命名された地名はユニークで、豊が丘、富が丘、朝日が丘、照が丘、望が丘、明が丘、藤見が丘などがあり、イメージのよい住宅地となっている。

 地下鉄東山線は乗り換えなしで名古屋駅や中心部の栄(さかえ)へ行けるため、住宅地として非常に人気が高い。朝のラッシュ時には2分間隔で栄、名古屋方面への電車が発車している。

 藤が丘駅の南、約1.5キロのところには東名高速道路の名古屋ICがある。この高速道路の便を生かして藤が丘駅から名古屋中部国際空港(セントレア)へのバスも発着している。

 愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)は、平成17年(2005年)に愛知県愛知郡長久手(ながくて)町(現・長久手市)等で開催された愛知万博(愛・地球博)のアクセス交通のため、HSST(常電導吸引型)のリニアモーターカーとして建設された路線で藤が丘駅から万博会場(現・愛地球博記念公園)駅を経由して豊田市の万博八草(現・八草)駅まで結び、八草駅で愛知環状鉄道と接続している。

 ところで、地下鉄東山線の藤が丘駅は高架駅であるが、リニモの藤が丘駅は地下駅である。愛知万博開催時には、リニモの藤が丘駅で大きな行列ができた。万博終了後、リニモの利用客は伸び悩んでいるようで、大行列ができていた愛知万博の頃が夢のようだ。本来、リニモの区間は東山線を延伸する構想もあったのだが、沿線の人口が少ないことと、丘陵地で急勾配が連続することから、HSSTが採用され、愛知万博における日本のリニア技術を体験してもらうパビリオン的な役割も果たした。HSSTは磁気で浮上して走るため、騒音が少なく、勾配にも強い利点がある。一方で、地下鉄に直通できないため、藤が丘駅での乗り換えが結構面倒で、リニモ沿線の駅からバスで目的地に向かうよりも、藤が丘駅からバスで直接目的地に向かう人の流れをリニモがうまく吸収できていないようだ。

 愛知万博開催に合わせて、地下鉄東山線では、名古屋駅と藤が丘駅に到着・出発するときのアナウンスが日本語、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語の5か国語で案内されていたが、これはそのままいまも使われており、案内表示板もこの5か国語で表記されたものを見かける。中国語、韓国語のアナウンスはあちこちで聞く機会が増えたがポルトガル語を聞く機会は珍しい。愛知県在住のブラジル人が多いのと関係しているのかもしれない。

名古屋・藤が丘エリアの主な駅

藤が丘 / ふじがおか 駅
名古屋市営地下鉄 東山線
愛知高速交通 東部丘陵線(リニモ)

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地下鉄東山線の藤が丘駅

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藤が丘の街並み

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地下のリニモ藤が丘駅

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テーマ : 名古屋・愛知
ジャンル : 地域情報

岐阜・柳ケ瀬 岐阜最大の繁華街、柳ケ瀬商店街

岐阜・柳ケ瀬
ぎふ・やながせ

日本国岐阜県岐阜市

岐阜・柳ケ瀬 岐阜最大の繁華街、柳ケ瀬商店街

 柳ケ瀬(やながせ)は、岐阜(ぎふ)市の最大の繁華街。美川憲一のヒット曲『柳ケ瀬ブルース』で知られる。

 柳ケ瀬はJR岐阜駅と名鉄岐阜駅から長良橋通りを北へ約1キロ行ったところにあり、柳ケ瀬はアーケード商店街が幾重にも連なり、岐阜の中心地として買い物客が集まっていたが、長良橋通りを走る名鉄岐阜市内線本線(長良線)が昭和63年(1988年)に廃止され、岐阜柳ケ瀬(ぎふ やながせ)電停が廃止され、柳ケ瀬の最寄りの電停は一つ手前の徹明町(てつめいちょう)となり、名鉄揖斐線に直通する岐阜市内線や名鉄美濃町線が走っていたが、それも平成17年(2005年)に廃止された。

 岐阜市内の路面電車廃止は車社会への時代の転換を象徴するものであるが、車の普及とともに、岐阜のショッピングの中心は、中心部の柳ケ瀬から郊外に広大な駐車場を備えたショッピングセンターへと移り、柳ケ瀬は衰退の危機に直面した。平成時代に岐阜近鉄百貨店、長崎屋岐阜店、ファッションビル「岐阜センサ」、「岐阜メルサ」が次々と閉店した。

 現在は岐阜高島屋が柳ケ瀬商店街とセットでショッピングのコースになって活況を続けているほか、徹明町の交差点のところに「ドン・キホーテ」柳ケ瀬店があり、若者が集まる。柳ケ瀬の商店街は、東西のメインストリートである柳ケ瀬本通商店街(フローレンス柳ケ瀬)のほか、ステンドグラスが美しい「アクアージュ柳ケ瀬」、飲み屋が集まる「小柳町」、高島屋前の「日の出町通り」(さんひのでちょう)、南北につなぐ「劇場通北商店街」などがある。

 せっかくの有数の規模の立派なアーケード街であるが、残念ながらシャッター店舗が多いのが気になる。岐阜の美濃弁を話すゆるキャラ「やなな」で商店街を盛り上げているが、もっと人が集まるようにするには、定番の飲食チェーン店の誘致や、女性向け雑貨・衣服店を増やすとよいかと思う。

 商店街を歩いていると、岐阜の方言を紹介する手作りの看板があった。「せんがない」(張り合いがない)、「ちょぼっとやけど」(少しですが)、「つきんつきん」(先のとがった)、「ちんちこちん」(沸騰するほど熱い)、「ちょる」(~している)、「たんと」(たくさん)など、名古屋弁にも似ているし、名古屋よりは関西にも近い感じがする。やはり方言はグラデーションで面白い。名古屋の大須商店街や福岡の川端商店街のように地元の方言をアーケードの垂れ幕で掲げれば、観光のアピールにもなるのでぜひいいものを作って商店街を盛り上げてほしい。

 ところで、岐阜市内の路面電車が廃止されたのは残念ではあるが、岐阜駅から柳ケ瀬を通るバスは頻繁に走っているので、公共交通のアクセスはまったく不便ではない。どこ行きのバスかは重要ではなく、そのバスの経由に柳ケ瀬や長良橋が入っていれば柳ケ瀬を経由する。岐阜へ来たならぜひ柳ケ瀬まで足を伸ばして散策してみたい。

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ドンキホーテ柳ケ瀬店、かつて路面電車が徹明町駅があった通り

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柳ケ瀬本通商店街(フローレンス柳ケ瀬)

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柳ケ瀬本通商店街(フローレンス柳ケ瀬)

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小柳町商店街

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アクアージュ柳ケ瀬

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「日の出町通り」(さんひのでちょう)

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劇場通北商店街と、やなな

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岐阜の方言を紹介する看板


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テーマ : 東海地域情報(愛知・岐阜・静岡・三重)
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岐阜 長良川と金華山、JR岐阜駅と名鉄岐阜駅、廃止された路面電車

岐阜
ぎふ

日本国岐阜県岐阜市

岐阜 長良川と金華山、JR岐阜駅と名鉄岐阜駅、廃止された路面電車

 岐阜(ぎふ)市は岐阜県の県庁所在地で、岐阜県の南西部にあり、人口は約41万人。岐阜県内で最大の都市である。

 岐阜県の旧国名の美濃(みの)地方と飛騨(ひだ)地方から構成されるが、岐阜市は美濃側にあり、美濃地方の中心都市でもある。

 市内には長良川(ながらがわ)が流れ、金華山(きんかざん)には岐阜城が築城され、戦国時代に織田信長(おだ のぶなが)によって岐阜城が改築され、その麓が城下町として栄えたほか、江戸時代には加納(かのう)城が築かれ、加納藩の城下町となり、中山道(なかせんどう)の宿場町である加納宿(かのうじゅく)としても栄えた。

 加納地区は現在のJR岐阜駅の南側に広がり、昭和15年(1940年)に加納町が岐阜市に編入され、いまの岐阜市の中心部が形成され、その後も周辺の村を編入し、市域を拡大し、平成に入ってからは平成18年(2006年)に柳津(やないづ)町を編入した。

 岐阜市は東に関(せき)市、各務原(かかみがはら)市、南に岐南(ぎなん)町、笠松(かさまつ)町、羽島(はしま)市、西に瑞穂(みずほ)市、北方(きたがた)町、本巣(もとす)市、北に山県(やまがた)市と接している。

 岐阜市の中心ターミナル駅はJR東海の岐阜駅と、名古屋鉄道(名鉄)の名鉄岐阜駅である。JRの岐阜駅には東海道本線と高山本線が乗り入れ、東海道本線は西へ向かう下りが穂積(ほずみ)、大垣(おおがき)、関ヶ原(せきがはら)、滋賀県の米原(まいばら)方面を結び、南へ向かう上りが愛知県の尾張一宮(おわり いちのみや)、名古屋(なごや)、岡崎(おかざき)、豊橋(とよはし)方面を結んでいる。高山本線は東へ向かい、各務原、鵜沼(うぬま)、美濃太田(みの おおた)、下呂(げろ)、高山(たかやま)、飛騨古川(ひだ ふるかわ)方面を結び、一部列車は美濃太田から太多線に乗り入れ、可児(かに)、多治見(たじみ)方面へ直通している。

 名鉄岐阜駅は平成17年(2005年)に新岐阜(しんぎふ)駅から改称され、JR岐阜駅から北へ数百メートル離れた場所にある。名古屋本線と各務原線が乗り入れ、名古屋本線はJR東海道本線より駅数が多く、きめ細やかな輸送を行っており、JRと名古屋までつかず離れず走るが、JRの駅がない加納、岐南、笠松などに駅がある。また、名鉄岐阜駅から中部国際空港(セントレア)を結ぶ特急ミュースカイも運行されている。笠松駅からは羽島線が分岐しており、名鉄岐阜駅から羽島線の新羽島(しんはしま)駅まで直通運行されている。各務原線はJR高山本線まで並走しているが、JRより駅数と運転本数が多く、きめ細かい輸送で、岐阜から各務原市の新鵜沼(しんうぬま)駅や愛知県犬山(いぬやま)市の犬山駅を結んでいる。

 JR岐阜駅は平成9年(1997年)に高架化が完成し、県庁所在地にふさわしい3面6線の立派な高架駅であるが、東海道新幹線は名古屋から米原へ最短ルートを通るため、岐阜市が素通りされ、羽島市に岐阜羽島(ぎふはしま)駅が設けられたが、JRとは接続しておらず、名鉄羽島線の新羽島駅と接続している。しかしながら岐阜市内からは遠く、JRを利用するなら岐阜駅から新快速で名古屋駅まで出たほうが早い。そのため、「こだま」と一部「ひかり」が停車する以外は通過する岐阜羽島駅の利用客は多くなく、特に東京方面へは名古屋から「のぞみ」を利用する人が多い。

 高山本線を走る特急「ひだ」は、名古屋から岐阜を経由して下呂、高山、飛騨古川、富山(とやま)方面を結んでいるが、岐阜で進行方向が変わる。また、特急「ひだ」の1往復は大阪にも足を伸ばしているが、こちらは岐阜からそのまま向かっている。

 JR岐阜駅の北口は高架化と合わせて、大規模な再開発が行われ、駅とバスターミナルをペデストリアンデッキで結び、夜はライトアップされ、駅前には「岐阜シティタワー43」という高層ビルも建ち、新しい都会的な岐阜のシンボルとなっている。駅前には黄金に輝く織田信長像がある。北口の北側は繁華街が広がり、特に飲食店が集中している。南口側は、加納宿の街並みが残るほか、金津園と呼ばれる歓楽街ある。

 岐阜の中心街である柳ヶ瀬(やながせ)は岐阜駅から北へ約1キロほどのところにある。かつてはJR岐阜駅前から名鉄岐阜(新岐阜)駅前を通って長良橋通りを北上する路面電車が走り、柳ヶ瀬地区を経由して岐阜市内や郊外を結んでいた。

 岐阜市内線は岐阜駅から徹明町(てつめいちょう)、岐阜柳ヶ瀬、長良橋(ながらばし)、長良北町(ながらきたまち)を結ぶ本線(長良線)、徹明町から新関(しんせき)、美濃を結ぶ美濃町線、徹明町から分岐して忠節(ちゅうせつ)方面を結ぶ市内線とその先を走る揖斐線が黒野(くろの)、本揖斐(ほんいび)方面、黒野から分岐する谷汲線が谷汲(たにぐみ)方面を結んでいた。岐阜の鉄道交通は、岐阜駅を中心に放射状に交通網が形成されていたが、都市と都市ではなく、都市から郊外を結ぶ路線は車社会化で需要が減少し、市中心部の渋滞原因にもなることから、昭和63年(1988年)に岐阜市内本線(長良線)の徹明町~長良北町が廃止され、揖斐線・美濃町線を含む残りの岐阜市内線も平成17年(2005年)に全廃され、ついに岐阜から路面電車が消えた。岐阜名物だった路面電車が消えたことは岐阜の観光資源が一つ消えたということであり、非常に惜しむ声が強く、空洞化が進む岐阜市中心部を活性化させるためにも復活の動きもあったが実現していない。岐阜市ではバス路線を充実しており、岐阜市の北の郊外の町へ足を伸ばすにはバスをうまく利用したい。

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岐阜駅で進行方向を変える特急「ひだ」

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岐阜駅に停車中の高山本線を走るディーゼルカー

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ライトアップが美しいJR岐阜駅北口

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黄金に輝く織田信長の像

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名鉄岐阜駅前(旧・新岐阜駅)

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かつて路面電車が走っていた長良橋通り(旧・新岐阜駅前)

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懐かしの名鉄岐阜市内線

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テーマ : 中部地方(新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重)の各県の駅
ジャンル : 地域情報

愛知・瀬戸 陶磁器「せともの」の町

瀬戸
せと

日本国愛知県瀬戸市

愛知・瀬戸 陶磁器「せともの」の町

 瀬戸(せと)市は愛知県尾張(おわり)地方にある人口約13万人の都市。西に尾張旭(おわりあさひ)市、南に長久手(ながくて)町、豊田(とよた)市と、北に春日井(かすがい)市、岐阜県多治見(たじみ)市と隣接している。

 瀬戸は窯業が盛んで、10世紀頃から焼き物が始まったといわれる。陶磁器は「瀬戸物」(せともの)とも呼ばれ、焼き物の町として発展してきた。毎年秋に行われる「せともの祭」は多くの観光客が訪れる。名古屋市の近郊に位置することから、近年は名古屋市のベッドタウンとしても発展している。

 瀬戸市からは名鉄瀬戸線が名古屋(なごや)市中心部の栄町(さかえまち)駅まで結んでおり、瀬戸市内には尾張瀬戸(おわり せと)、瀬戸市役所前(せと しやくしょまえ)、新瀬戸(しんせと)、水野(みずの)の各駅がある。

 そのほか、瀬戸市を南北に昭和63年(1988年)に開業した愛知環状鉄道が走っており、市内に中水野(なかみずの)、瀬戸市(せとし)、瀬戸口(せとぐち)、山口(やまぐち)の各駅がある。愛知環状鉄道は、瀬戸から八草(やくさ)、新豊田(しんとよた)、岡崎(おかざき)方面へ向かうのに便利であり、八草駅では名古屋市名東区の藤が丘(ふじがおか)を結ぶリニモに乗り換えることができる。また、北行きは春日井市のJR中央線・高蔵寺(こうぞうじ)駅を結んでおり、一部電車は中央線を経由して名古屋駅まで直通している。

 名鉄瀬戸線の新瀬戸駅と愛知環状鉄道の瀬戸市駅は乗り換え駅であり、愛知環状鉄道が高架で名鉄瀬戸線をまたいでいる。

 瀬戸市の中心部は、名鉄瀬戸線の尾張瀬戸駅の周辺に広がっている。尾張瀬戸駅前には商業施設「パルティせと」とバスターミナルがある。駅前には瀬戸川が流れ、瀬戸川沿いの南側に「瀬戸蔵」(せとぐら)という観光スポットがある。ここには瀬戸の20世紀をテーマにした瀬戸焼工房や旧尾張瀬戸駅を復元した展示や、瀬戸市や瀬戸焼の歴史を紹介した「瀬戸蔵ミュージアム」、陶磁器を販売する「瀬戸蔵セラミックプラザ」などがある。

 さらに駅から南東の方向へ歩いていくと、陶芸とガラスをテーマにした「新世紀工芸館」、やきもの文化を展示・体験でき古窯も保存している「マルチメディア伝承工芸館」、せともので不要となった窯道具を積み上げて築かれた塀や壁が続く「窯垣の小径」などの観光スポットがある。また、尾張瀬戸駅の北側には磁祖公園があり、その一角に九州の有田(ありた)から磁器の製法を伝えた磁祖こと加藤民吉を祀る窯神神社(かまがみじんじゃ)がある。また、駅の北東にある深川神社は瀬戸の産土神と呼ばれ、陶祖・藤四郎がこの神社のお告げで良質の土を得ることができたと伝えられている。

 瀬戸市の郊外には瀬戸の陶磁器の技術を生かしたタイル・セラミック工場がいくつもある。品野(しなの)地区には「道の駅しなの」があり、品野陶磁器センターが隣接している。山側には平成17年(2005年)の愛知万博開催に合わせて開通した東海環状自動車道が南北に走っており、せと品野ICとせと赤津ICがある。せと品野ICの南東には岩屋堂公園があり、瀬戸の奥座敷として秋は紅葉が美しい。

 瀬戸市南部に広がる「海上の森」(かいしょのもり)は、一部が愛知万博瀬戸会場となり、その跡地は「瀬戸万博記念公園 愛・パーク」となっている。リニモの陶磁資料館南駅の北には日本最大級の窯業資料館である「愛知陶磁資料館」(あいちとうじしりょうかん)がある。

 そのほか、春日井市との境の庄内川の近くに臨済宗の定光寺(じょうこうじ)があり、定光寺公園として桜や紅葉が美しい観光スポットとなっている。春日井市側にJR中央線の定光寺駅がある。

瀬戸エリアの主な駅

尾張瀬戸 / おわりせと 駅
名古屋鉄道 瀬戸線

瀬戸市 / せとし 駅
名古屋鉄道 瀬戸線
新瀬戸 / しんせと 駅
愛知環状鉄道 愛知環状鉄道線

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名鉄瀬戸線・尾張瀬戸駅

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愛知環状鉄道・瀬戸市駅

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