澳門・機場 マカオの空の玄関口、マカオ国際空港

澳門・機場
Macau Aeroporto
オウムン ケイツョン/Ou mùhn Gēi chèuhng (広東語)
マカオ アエロポルト/Macau Aeroporto (ポルトガル語)
アオメン チーツァン/Àomén Jīchǎng (中国語/北京語)

中華人民共和國澳門特別行政區
Região Administrativa Especial de Macau da República Popular da China
中華人民共和国マカオ特別行政区

澳門・機場 マカオの空の玄関口、マカオ国際空港

 1999年にポルトガルから中華人民共和国に移管された特別行政区である澳門(オウムン/マカオ/Macau)の空の玄関口は、氹仔(タムツァイ/タイパ/Taipa)島の東にあるマカオ国際空港(澳門國際機場/Aeroporto Internacional de Macau)。

 マカオ国際空港は、ポルトガル領時代の1995年に開港した。空港ターミナルは氹仔島にあり、滑走路は海上の人工島に設けられた。

 マカオ国際空港が開港する前は、香港(ホンコン)から船またはヘリコプターでマカオへ向かうほか、中国広東省から陸路でマカオに入る方法があったが、マカオ国際空港の開港で、直接外国からマカオに入ることができるようになった。ポルトガル領時代はポルトガル航空(TAP Portugal)がマカオと首都リスボンを国内線として運航していたが、中国移管後はポルトガルとの関係が希薄化し、現在は運航されていない。

 マカオ航空(澳門航空/Air Macau)は同空港を拠点としており、中国の北京、上海、成都、杭州、南京、廈門などの各主要都市や、台湾の台北桃園、高雄、日本の東京成田、大阪関西、ソウル仁川などの東アジアの都市を結んでいる。また、台湾のエバー(長栄)航空、復興航空や、中国の主要航空会社、東南アジアの格安航空会社(LCC)なども乗り入れている。以前は、台湾と中国は直航できなかったため、香港やマカオを経由して中国大陸へ向かう旅客が多かった。そのため、マカオ国際空港は台湾からの利用が非常に多かった。しかし、2008年以降に中台直航便が実現してから、マカオ国際空港を経由する旅客が減少した。

 一方で、マカオ国際空港は、マカオ・香港・広東省の珠江三角洲の世界とつながる玄関口としての役割は高まっており、中国大陸からの需要は多く、また東南アジアからの格安航空会社が多く乗り入れるようになり、マカオに人を呼び込む役割を十分に果たしている。


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香港 広東文化の発信基地、アジアの金融センター、一国二制度の特別行政区

香港
Hong Kong
ホンコン/Hēung góng (広東語/粤語)
シャンカン/Xiānggǎng (中国語/北京語)
ホンコン/Hong Kong (英語)

中華人民共和國香港特別行政區
中華人民共和国香港特別行政区

香港 広東文化の発信基地、アジアの金融センター、一国二制度の特別行政区

 香港(Hong Kong/ホンコン)は中華人民共和国(中国)の華南地方の珠江デルタの南東側にある地域で、1997年から中国の特別行政区となっている。面積は0.1万平方キロメートルと小さいが、人口は約700万人で、シンガポール共和国よりも多い。

 一人あたりの国内総生産(GDP)は約3万1500ドル、一人当たり購買力平価(PPP)換算では約4万6000ドルと先進国レベルの経済力を持ち、アジアの中でも特に豊かな地域である。中国広東省とは異なる体制の自由な貿易港という特殊性を活かして中国への玄関口として物流や金融の中心地となり、世界3大金融センターの一つとして栄えている。通貨は中国の人民元(RMB)とは異なる香港ドル(HKD)が用いられている。香港は長らくイギリスにより統治されたことから、イギリスとの結びつきも強い。

 香港は華南に位置することから、気候は温暖で、冬は乾燥し夏に雨が多い。気温は1月が14℃~19℃くらい、7月が27℃~31℃くらいである。

 香港は古くから広東文化圏にあり、4世紀~8世紀は宝安(寶安/ポウオン)県、8世紀~16世紀まで東莞(トンクン)県、1573年から新安(サンオン)県に属した。18世紀頃になると、イギリスが通商を求めてアジアに進出し、紅茶を主に取引するイギリス東インド会社(English East India Company)などが来航するようになった。イギリスは紅茶を輸入した貿易赤字を埋めるために清国に麻薬であるアヘンを売ったが、それにより清国内ではアヘン中毒患者が増え社会が乱れ、反アヘンの動きが強まり、清国はアヘンの輸入を制限したが、密輸が絶えず、アヘンの取引をめぐって清国とイギリスが対立し、1839年(道光19年)にイギリスが清国に攻め込みアヘン戦争が勃発した。イギリス艦隊の強大な軍事力が制海権で優勢であり、清国軍は苦戦を強いられ、1841年(道光21年)にイギリス軍が香港島を占領。1842年(道光22年)に南京条約が結ばれ、清国はイギリスに対して関税自主権を放棄し、大幅に対英貿易の門戸を開いたほか、香港島のイギリスへの永久割譲が決められた。

 翌1843年からイギリスによる香港島の統治が始まり、サー・ヘンリー・ポッティンジャー(Sir Henry Pottinger)が初代香港総督に就任した。イギリスによる香港統治は、当初は香港島に限定されていたが、後にその領域を拡大していく。第二次アヘン戦争による北京条約が1860年(咸豊10年)に結ばれると、清国人の海外渡航(つまり労働者としての海外派遣)が認めさせられ、香港島の北の九竜(九龍/カウロン)半島がイギリスに割譲された。さらに1898年(光緒24年)には、イギリスが九竜の北、深圳河以南を99年間清国から租借することになり、この地区はNew Territories(新界/サンカーイ)と呼ばれるようになった。

 以来、香港はイギリスによる統治の下で、貿易の拠点として発展した。1865年に創設されたイギリス資本の香港上海銀行(HSBC/滙豐銀行)は、香港の通貨として1935年から香港ドルを発行するようになった。イギリスは香港に深く干渉することはなく、市場原理にまかせる自由放任政策をとっていた。これが結果的に香港の経済発展と自由な香りを育てた。また、その香港の自由さから、満洲人が支配する清国の打倒を目指した孫文の活動拠点にもなり、それが後に1911年の辛亥革命と翌1912年の中華民国建国へとつながっていった。そのほか、1910年に英語で授業を行う総合大学である香港大学(The University of Hong Kong)が開設された。第二次世界大戦中の1941年~1945年は日本に占領され、日本敗戦後は再びイギリスが統治を再開した。

 中華民国はイギリスに香港の返還を求めたが、その後、国共内戦により、1949年に中華人民共和国が建国され、旧中華民国政府が台湾に遷ったため、香港の帰属問題は棚上げとなった。共産化した中国で大躍進や文化大革命社会が混乱すると、中国とは一線を画した香港へ逃れる中国人も多かった。1970年代のクロフォード・マレー・マクレホース(Crawford Murray MacLehose/麥理浩)総督時代に住宅問題を解決するための公共住宅や地下鉄の建設に着手し、香港発展の基盤が築かれた。1980年代に入ると、中国が改革開放政策に転換し、香港企業が中国側に進出するようになった。イギリスの当時のマーガレット・サッチャー(Margaret Thatcher)首相は1997年に香港新界の租借期限が切れることから延長を中国に求めたが、中国側は「港人港治」(香港人による香港統治)を要求し、当時の中国の指導者・鄧小平(テン シャオピン)がイギリスの要求を拒否し、水の供給停止や武力行使をほのめかし、結局1984年の中英共同声明で1997年7月に香港がイギリスから中華人民共和国に移管されることになった。

 共産党独裁の中国による統治を恐れた香港人の富裕層を中心にカナダ、オーストラリア、シンガポールなどへの移民ブームが起こった。イギリス最後の香港総督となったクリストファー・パッテン(Christopher Patten/彭定康)総督は香港の民主化を進め、手狭な啓徳(カイタック)空港に代わり、赤鱲角(ツェクラプコク)に新香港国際空港の建設に着手した(1998年に開港)。

 1997年7月1日に香港は正式にイギリスから中華人民共和国に主権移譲され、香港は中華人民共和国特別行政区となった。香港は「一国二制度」として、中国国内にありながら、中国本土とは別の法律体系を維持することが認められた。そのため、中華人民共和国になった後も、香港と広東省の間の出入国(出入境)審査は維持された。

 上海出身の海運業を営む経済人でパッテン総督時代に行政局議員だった董建華(トン チーフア/トン キンワー/Tung Chee Hwa)が初代の行政長官(特首)に選出され、1997年から2005年まで務めた。中国統治下になってから、香港ではこれまでの広東語、英語に加え、中国語(普通話・北京語)も公用語の一つとなった。香港は中国本土とは異なる社会が一応維持されたものの、「港人港治」にはほど遠く、イギリス統治時代よりも言論の自由が後退し、マスコミ等の中国共産党政権の批判が難しくなった。特首の選出も間接選挙であり、民主派が当選するのは不可能な制度で、親中派しか選出されない制度となっていた。また、2003年に中国本土・香港経済連携緊密化取決め(CEPA)が結ばれ、中国本土との経済関係が大幅に自由化された。第2代特首はイギリス時代の香港政庁の公務員で財政司を務め、特別行政区の政務司長、行政長官代行を務めた曽蔭権(曾蔭權/ツァン ヤムキュン/Donald Tsang)が2005年に就任した。2005年に香港ディズニーランドがオープンすると中国本土からの観光客が多く押し寄せ、香港の景気も回復し、中国との対立を避けながら、緊密な関係を維持して香港の発展を進めた。2012年の特首選挙では間接選挙ながら親中派の2人の争いとなり、梁振英(レョン ツァンイン)氏が第3代特首に選出された。行政長官の直接選挙は香港移管15年後もいまだ実施されず、香港の真の民主化、香港人による自治には程遠い状況が続いている。

 香港の議会である立法会は、2008年現在、直接選挙選出議員が30議席、職能(功能界)別議席が30議席の計60議席。2008年の選挙結果によると、直接選挙では民主派の民主党が7議席、公民党4議席、社会民主連線3議席など民主派で計19議席、親中派の民主建港協進聯盟(民建聯)7議席、香港工会聯合会2議席、その他2議席で、親中派は計11議席で、民主派のほうが議席が上回っているが、ところが職能(功能界)別の間接選挙では自由経済親中派の自由党が7議席ほか、親中派が26議席を占める一方で、民主派は4議席しか選出されず、合計では民主派23議席に対し親中派37議席と、民主派は過半数をとれない仕組みになっている。

 香港はイギリスに統治されていたことから、公的な場所で英語が広く用いられたが、一般市民の間では地元の広東語が使われ、広東語が公用語の一つとなっていた。一方、中国とは別の政治体制だったことから、北京語(中国語、普通話)の公用語化は行われず、漢字の簡体字化も実施されなかった。香港の英語表記の「Hong Kong」(ホンコン)も広東語読みであり、中国語では「Xiang Gang」(シャンカン)となる。中華人民共和国に移管されてからは、北京語の重要性が高まり、地下鉄のアナウンスにも導入されるようになったが、香港が広東語優先社会であることには変わらず、香港地下鉄のアナウンスは広東語、中国語、英語の順で放送される。

 一方、中国広東省側は、中央の中国語が優先されるため、広州地下鉄は中国語、広東語、英語の順で放送される。道路標識などの地名の英語表記も、広東省は中国語読みであるが、香港は広東語読みである。例えば「羅湖」は香港側では「羅湖/Lo Wu」だが、広東省側は「罗湖/Luohu」となる。また、電車のアナウンスで「次の駅は」を意味する「下一站」を広東語読みでは「ハーヤッツァーム」、中国語読みでは「シアイツァン」となる。そのほか、広東省はテレビ放送やニュース報道などでも中国共産党による統制が厳しいが、香港では自由な雰囲気の中で広東語の芸能文化の発信基地となった。いわば、広東省のほうが中国の植民地のようであり、香港はイギリス等の外国文化の影響を受けながらも独立した広東語特区の状態を維持しているともいえる。広東料理のうち、チャーシュー(叉焼)やシューマイ(焼売)、ヤムチャ(飲茶)などは広東語がそのまま外来語として日本語にも定着している。もちろん広東文化をベースにしながらも「茶餐廳」の香港のアイスミルクティーや、あんかけご飯などの香港独自に発展した飲食文化もある。

 香港で最もイギリスの面影を感じるのは、ロンドンを思わせる2階建てバスだろう。そのほか、中国は右側通行だが、香港はイギリスと同じ左側通行であることや、地名がヴィクトリア・ハーバー(Victoria Harbour/維多利亞港)のようにイギリス風になっているものがあるほか、「センター」の英語の綴りがアメリカ英語の「center」ではなくイギリス英語の「centre」となっていたりと、やはりいろいろイギリスの影響は大きい。また、英語圏のインド系やフィリピン系、アフリカ系の移民が多いこともイギリスの影響を感じるところである。

 香港の中心部である香港島の北側は、中環(ツォンワーン/Central)を中心に、高層ビルがひしめきあい、香港を象徴する風景となっている。海岸線の曲線に合わせてメインストリートもゆるくカーブし、周りにビルが建ち並び、2階建てのトラム(路面電車)の高さギリギリの看板が迫るというのがいかにも香港らしいイメージである。斜面の中腹は高級住宅街となっており、イギリス人や欧米系の富裕層も多く住んでいる。英語でヴィクトリアピーク(Victoria Peak)と呼ばれる太平山(ターイペンサーン)からは高層ビルとヴィクトリア・ハーバー、九竜半島が一望でき、特に夜景が美しい。

 九竜(九龍/カウロン/Kowloon)半島は尖沙咀(ツィムサーツォイ/Tsim Sha Tsui)地区から眺めるヴィクトリア・ハーバーを挟んでの香港島の高層ビル群が美しい。高級ホテルが立ち並ぶ一方で、メインストリートのネイザンロード(Nathan Road/彌敦道/ネイトントウ)には重慶大厦(チョンキンマンション)のように安宿やインド、中東、アフリカ系の人々が集まるエリアもあり、多国籍な雰囲気がある。女人街(ノイヤンカーイ)のように地元で人気なナイトマーケットもある。

 新界(サンカーイ/New Territories)は、香港の郊外として、主に住宅地として開発されており、香港式の高層マンションが建ち並んでいる。羅湖(ローウー)や落馬洲(ロクマーツァウ)は中国広東省深圳(サムツァン)市との境界に位置し、出入境施設がある。

香港(ホンコン)
香港(広東語、中国語)
Hong Kong(英語)
(1997年にイギリスから中華人民共和国に移管)
面積:0.11万平方キロ
人口:約710万人
通貨:香港ドル
主要言語:広東語、中国語、英語

(参考:Wikipediaほか)



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香港・上環 地下鉄港島線上環駅とマカオへのフェリーターミナル

香港・上環
ホンコン・ソョンワーン/Hēung góng・Seuhng wàahn (広東語/粤語)
シャンカン・サンホワン/上环/Xiānggǎng・Shànghuán (中国語/北京語)
ションワン/Sheung Wan, Hong Kong (英語)

中華人民共和國香港特別行政區香港中西區
中華人民共和国香港特別行政区香港中西区

香港・上環 地下鉄港島線上環駅とマカオへのフェリーターミナル

 上環(ソョンワーン/Sheung Wan)は、香港(ホンコン)島の北西部にあるエリアで、香港島の中心部である中環(ツォンワーン/Central)から香港地下鉄港島線で西へ一駅。上環駅は港島線の西側の始発駅となっている。港島線は上環駅から香港島の中環、金鐘(カムツォン/Admiralty)、湾仔(灣仔/ワーンツァイ)、北角(パッコク)など北部の市街地を走る路線で、柴湾(柴灣/ツァイワーン)まで結んでいる。上環駅は1986年に開業した。

 上環駅の林士街(ラムスィーカーイ)の地下にあるコンコースには、計画されながら途中で中止になり、着工されなかった東九竜(東九龍/トンカウロン)線の幻のホームがある。

 上環駅の地上には香港名物の2階建ての路面電車(香港電車/ホンコン ティンツェー)が走っている。港島線とほぼ平行して走っているが、観光客の利用も多く、地下深くへ下りなければならない地下鉄より短距離区間の移動が便利なため、香港島の足として活躍している。香港島東部の筲箕湾(筲箕灣/サウケイワーン)方面からの電車は大半が上環で折り返し、そのほか西へケネディタウン(堅尼地城/キンネイテイセン/Kennedy Town)まで結んでいて、沿線には香港を代表する総合大学の一つである香港大学(香港大學/ホンコン ターイホク/The University of Hong Kong)がある。ケネディタウン(堅尼地城)へは2014年の開業を目指して、地下鉄港島線の建設工事が進められているが、路面電車もそのまま維持されるようだ。

 上環駅の周辺には1906年に建てられた歴史建築である西港城(サイコンセン/Western Market)や、海産の乾物屋などが並ぶ永楽街(永樂街/ウェンロッカーイ/Wing Lok St.)、永安百貨店が入るオフィスビルである永安センター(永安中心/ウェンオン ツォンサム/Wing On Centre)、駅の北の海側には複合商業施設とオフィスビルのツインタワーからなる信徳センター(信中心/ソンタク ツォンサム/Shun Tak Centre)などがある。

 信徳センター側には香港マカオフェリーターミナル(港澳客輪碼頭/コンゴウ ハクロン マータウ/Hong Kong - Macau Ferry Terminal)があり、ここで香港の出境手続きを経て、マカオ(澳門/オウムン/Macau)や、中国広東省の深圳蛇口(サムツァン セーハウ)、珠海(チュィーホイ)、中山(ツォンサーン)方面へ高速フェリーで行くことができる。出境手続きとは、香港のイギリス統治時代はマカオ(澳門)はポルトガル領であり、中国広東省へ行くのも出国扱いだった名残で、現在の香港特別行政区を出入りする際は出入境検査が残されている。

 香港上環からマカオフェリーターミナル(澳門外港客運碼頭)は約15分毎に高速フェリーが出ていて、約60分でマカオへ行くことができる。このほか、ここからマカオ行きのヘリコプター(直昇機/ツェクセンケイ)もあり、わずか16分~19分でマカオを結んでいる。

香港・上環エリアの主な駅

上環 / ソョンワーン 駅
港鉄 港島線

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香港・茘景 セン湾線と東涌線の乗換駅、青葵公路のジャンクション

香港・荔景
ホンコン・ライケン/Hēung góng・Laih gíng (広東語/粤語)
シャンカン・リーチン/Xiānggǎng・Lìjǐng (中国語/北京語)
Lai King, Hong Kong

中華人民共和國香港特別行政區新界葵青區
中華人民共和国香港特別行政区新界葵青区

香港・茘景 セン湾線と東涌線の乗換駅、青葵公路のジャンクション

 茘景(荔景/ライケン)駅は香港新界(ホンコン・サンカーイ)の葵青(クワイツェン)区にある駅で、香港鉄道(香港鐵路)の荃湾(荃灣)線と東涌線の乗換駅。

 茘景駅は1982年に荃湾線が開業し、その後1998年に東涌線が開業した際に同一ホームで乗り換えができるようになった。東涌線は香港空港鉄道(機場快綫/ケイツョン ファーイスィン)と並行して走る路線で、香港空港鉄道が通過する沿線を補完している。香港空港鉄道は茘景駅を通過するので、香港国際空港へ行くには、東涌線で次の青衣(ツェンイー)駅まで乗って、そこで空港鉄道に乗り換える。

 茘景駅から香港島へは、荃湾線より新しく開業した東涌線のほうが駅が少なく、香港・中環(ホンコン・ツォンワーン)駅までの所要時間も早い。但し、荃湾線のほうが旺角(ウォンコク)、尖沙咀(ツィムサーツォイ)、金鐘(カムツォン)などの主要エリアを通過するので、ニーズに合わせて乗客が分散するようになっている。

 茘景駅の周辺は幹線道路のジャンクションが入り組んでいる。荃湾線沿線を結んでいる葵涌道(クワイツォントウ)と荃湾路(荃灣路/チュンワーンロウ)に加え、空港鉄道・東涌線沿線を走る青葵公路(ツェンクワイ コンロウ)が合流、分岐していて、幾重もの鉄道と道路の高架橋がからみあっている。
 
laikeng
茘景駅の西側、高架橋が重なり合う

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香港・セン湾 セン湾線のセン湾駅と西鉄線のセン湾西駅

香港・荃灣
ホンコン・チュンワーン/Hēung góng・Cyùhn Waān (広東語/粤語)
シャンカン・チュエンワン/Xiānggǎng・Quánwān (中国語/北京語)
Tsuen Wan, Hong Kong

中華人民共和國香港特別行政區新界荃灣區
中華人民共和国香港特別行政区新界荃湾区

香港・荃湾 荃湾線の荃湾駅と西鉄線の荃湾西駅

 荃湾(荃灣/チュンワーン)は、新界(サンカーイ)地区中部にある区で、香港の都市鉄道(港鐵/コンティッ)の荃湾線の終点である荃湾駅がある。

 荃湾線の荃湾駅は1982年に開業し、駅の北側に車両基地がある。荃湾線は荃湾から九竜(九龍/カウロン)の尖沙咀(ツィムサーツォイ)駅や香港島の中環(ツォンワーン/Central)を結ぶ地下鉄(新界の一部区間は地上を走る)で、荃湾駅周辺はニュータウンが開発され、香港島へ通勤するにも便利である。荃湾線は、荃湾から大窩口(ターイウォーハウ)は地下を走るが、葵興(クワイヘン)駅や葵芳(クワイフォン)駅のあたりは地上(高架)を走る。

 荃湾駅の上部には楊坊(ロクイョンフォン/Luk Yeung Galleria)という大型商業施設があるほか、楊新邨(ロクイョン サンチュン)という高層マンションが林立している。また、駅の南側には南豊センター(南豐中心/ナームフォン ツォンサム)というショッピングセンターがある。

 荃湾駅から新界西部の屯門(テュンムン)方面へは、屯門公路を走るバスがあるほか、海側に2003年に港鉄の西鉄線(西鐵綫)の荃湾西(荃灣西/チュンワーンサイ)駅が開業し、ここから西鉄線で元朗(ユンロン)方面を回って屯門へ行けるようになった。西鉄線のほうが距離的には大回りだが、バスより早く屯門方面を結んでいる。荃湾西駅と荃湾駅は歩いて15分ほど。西鉄線と荃湾線は、このほか美孚(メイフゥー)駅でも乗り換えできる。

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香港・屯門 屯門ニュータウンと屯門埠頭、青山農場と中山公園

香港・屯門
ホンコン・テュンムン/Hēung góng・Tyùhn Mùhn (広東語/粤語)
シャンカン・トゥンメン/Xiānggǎng・Túnmén (中国語/北京語)
Tuen Mun, Hong Kong (英語)

中華人民共和國香港特別行政區新界屯門區
中華人民共和国香港特別行政区新界屯門区

香港・屯門 屯門ニュータウンと屯門埠頭、青山農場と中山公園

 屯門(テュンムン)区は香港(ホンコン)郊外の新界(サンカーイ)西部にある。香港鉄道(港鐵/コンティッ)西鉄(西鐵/サイティッ)線の屯門駅があるほか、ライトレールの軽鉄(輕鐵/ヘンティッ)が屯門ニュータウンを細かく結んでいる。

 西鉄線は屯門駅が新界側の起点であり、屯門から北へ兆康(スィウホン)、天水囲(天水圍/ティンソイワイ)へ向かい、元朗(ユンロン)を通ってぐるっと南西方向に回って九竜(九龍/カウロン)の紅磡(ホンハム)方面を結んでいる。屯門駅は2003年に開業した。

 軽鉄は屯門駅からは田景(ティンケン)、兆康、天水囲、天逸(ティンヤッ)、友愛(ヤウオイ)、三聖(サームセン)、屯門碼頭(テュンムン マータウ)方面の電車が走っている。

 屯門駅周辺にはニュータウン開発が進み、高層マンションが建ち並んでいる。屯門駅の北西には山景(サーンケン)、良景(リョンケン)、田景(ティンケン)、建生(キンサン)、南東には友愛(ヤウオイ)、安定(オンテン)、兆麟(スィウルン)、三聖(サームセン)、豊景園(豐景園/フォンケンユン)、南西には湖景(ウーケン)、胡蝶(ウーティプ)、兆禧(スィウヘイ)などの高層マンション群がある。

 軽鉄の胡蝶駅の西側には孫文(孫中山/スン ツォンサン)を記念する中山公園(ツォンサーン コンユン)がある。ここはもともと「青山農場」(ツェンサーン ノンツョン)のあったところで、辛亥革命の前に中国国民党の前身である「興中会」の秘密基地となっていた。現在、公園内には青山紅楼(青山紅樓/ツェンサーン ホンラウ)や、孫文の銅像、記念碑などがあり、記念碑の周りに中華民国国旗(青天白日満地紅旗)がはためいている。

 屯門埠頭(屯門碼頭/テュンムン マータウ)駅は、屯門埠頭フェリー乗り場の最寄り駅で、マンションの1階が駅やバスターミナルとなっている。バスターミナルは、ここから地下鉄荃湾線の荃湾(荃灣/チュンワーン)駅を結ぶバス路線などがある。埠頭の周りは海岸の景色が美しく、レストランなどもある。屯門埠頭からは、対岸の香港国際空港に近い東涌(トンツォン)への航路があるほか、中国広東省深圳(サムツァン)市の蛇口(セーハウ)港への路線もある。

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屯門埠頭駅に停車中の軽鉄(ライトレール)

tuenmun3
軽鉄・胡蝶駅

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中華民国旗がはためく中山公園

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香港・天水囲 超高層マンションが建ち並ぶニュータウンと香港銀座

香港・天水圍
ホンコン・ティンソイワイ/Hēung góng・Tīn séui wàih (広東語/粤語)
シャンカン・ティエンスエイウェイ/Xiānggǎng・Tiānshǔiwéi (中国語/北京語)

中華人民共和國香港特別行政區新界元朗區
中華人民共和国香港特別行政区新界元朗区

香港・天水囲 超高層マンションが建ち並ぶニュータウンと香港銀座

 天水囲(天水圍/ティンソイワイ)地区は香港(ホンコン)の新界(サンカーイ)北西部、元朗(ユンロン)区にあるニュータウンで、高層マンションが建ち並んでいる。

 2003年に香港鉄道(港鐵/コンティッ)西鉄(西鐵/サイティッ)線の天水囲駅が開業し、香港の九竜(九龍/カウロン)地区へのアクセスが便利になった。

 西鉄の天水囲駅の高架下にはライトレール・軽鉄(輕鐵/ヘンティッ)の天水囲駅が併設され、天水囲駅北側に広がる天水囲ニュータウンをくまなく結んでいる。

 天水囲ニュータウン内には、天に向かって聳え立つ高層マンションをイメージしてか、天慈(ティンツィー)、天湖(ティンウー)、天栄(天榮/ティンウェン)、天悦(ティンユッ)、天秀(ティンサウ)、天恒(天恆/ティンヘン)、天逸(ティンヤッ)、天富(ティンフゥー)、天瑞(ティンソイ)、天耀(ティンイウ)など「天」の字がつく軽鉄の駅名が多い。

 軽鉄は、天水囲駅~銀座~天栄~天恒~天逸~天富~楽湖~天耀~天水囲駅の環状線のほか、天逸~天富~楽湖~天耀~元朗(ユンロン)を結ぶ系統や、天逸~天富~天栄~銀座~天水囲駅~屯門(テュンムン)~友愛(ヤウオイ)を結ぶ系統などの路線がある。天水囲の超高層マンションを縫うように走るライトレールは、未来都市のようで楽しい。

 軽鉄は元朗方面から天耀、楽湖(樂湖/ロクウー/Locwood)、天瑞が1993年に開業、1995年に天栄(旧・天水囲総駅)まで開業している。そのほかは2003年の港鉄西鉄線天水囲駅開設に合わせて開業した。

 このほか銀座(ンガンツォー/Ginza)駅は、「嘉湖銀座」(カーウー ンガンツォー/Kingswood Ginza)というショッピングモールの最寄り駅で、英語表記は日本語読みの「Ginza」となっている。直接日本と関係あるわけではないが、2つあるショッピングビルは「有楽町」(有樂町/ヤウロクティン)と「日比谷」(ヤッペイコク)であり、東京の銀座を意識したファッションセンス及びネーミングとなっている。中はレストラン街や映画館、銀行、家電・パソコンショップなどの店舗が並んでいる。

tinseuiwai
天水囲ニュータウンの高層マンション群

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香港・元朗 ライトレール(軽鉄)が走る街

香港・元朗
ホンコン・ユンロン/Hēung góng・yùhn lóhng (広東語/粤語)
シャンカン・ユエンラン/Xiānggǎng・Yuánlǎng (中国語/北京語)
Yuen Long, Hong Kong

中華人民共和國香港特別行政區新界元朗區
中華人民共和国香港特別行政区新界元朗区

香港・元朗 ライトレール(軽鉄)が走る街

 元朗(ユンロン)は香港(ホンコン)郊外の新界(サンカーイ)北西部にある。市街地の中心にある元朗駅は、ライトレールの軽鉄(輕鐵/ヘンティッ)と香港鉄道(港鐵/コンティッ)西鉄(西鐵/サイティッ)線の駅がある。

 軽鉄の元朗駅は1988年に開業した。軽鉄は新界西部に開発されたニュータウンを結ぶために建設され、2両編成の電車がニュータウンをきめ細かく結んでいる。元朗駅からは、兆康(スィウホン)経由の屯門碼頭(テュンムン マータウ)方面、天水囲(天水圍/ティンソイワイ)経由の天逸(ティンヤッ)方面への電車が走っている。

 軽鉄の元朗駅は新元朗センター(新元朗中心/サンユンロン ツォンサム)という商業施設の1階にホームがあり、軽鉄は前進しかできないので、ループ線を回って方向転換する。新元朗センターの南側には超高層マンション群が建ち並び、新時代広場(新時代廣場/サンスィートイ クォンツョン/YOHO Town)として一帯の開発が進んでいる。

 西鉄線の元朗駅は2003年に開業した。駅は高架ホームで、西鉄線は九竜(九龍/カウロン)の紅磡(ホンハム)駅から元朗を経由して、新界西部の天水囲、兆康、屯門を結ぶ路線で、軽鉄沿線から乗り換えて九竜の中心部へ向かうのに便利な路線である。西鉄線開業により、沿線では新興高層住宅の建設が進んでいる。

 元朗駅の北側は「元朗舊墟」(ユンロン カウホイ)と呼ばれるかつて農産物の市場があったところで、いま周辺には古い家屋が残る集落がある。

 軽鉄は元朗駅を出発すると水辺囲(水邊圍/ソイピンワイ)駅まで路面区間となっていて、青山公路(ツェンサーン コンロウ)を走り、途中の大棠路(ターイトンロウ)、康楽路(康樂路/ホンロクロウ)、豊年路(豐年路/フォンニンロウ)の各駅の周辺は元朗の市街地となっていて、にぎやかな商店が並んでいる。水辺囲駅の南側は元朗公園(ユンロン コンユン)がある。

 西鉄線の電車の車内アナウンスは広東語、中国語、英語の順であるが、軽鉄のアナウンスは利用者がほとんど地元の人ということもあり、中国語のアナウンスはなく、広東語と英語が使われている。

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香港・落馬洲 香港と中国の緩衝地帯から新しい玄関口

香港・落馬洲
ホンコン・ロクマーツァウ/Hēung góng・Lohk máh zau (広東語/粤語)
シャンカン・ルオマーツォウ/Xiānggǎng・Luòmǎzhōu (中国語/北京語)
Lok Ma Chau, Hong Kong

中華人民共和國香港特別行政區新界元朗區
中華人民共和国香港特別行政区新界元朗区

香港・落馬洲 香港と中国の緩衝地帯から新しい玄関口

 落馬洲(ロクマーツァウ)は深圳河(サムツァンホー)の南側、新界(サンカーイ)北部の元朗(ユンロン)区にある湿地で、かつてはイギリス領香港と中華人民共和国広東省との緩衝地帯となっていた。

 中国は1979年より改革開放路線に転換し、落馬洲の対岸の宝安(寶安/ポウオン)県が経済特区の深圳市として開発が進められるようになった。その後、深圳一帯は急速に発展し、寒村だったものが高層ビルが建ち並ぶ新都市へと変貌した。1980年代には、香港と深圳を結ぶゲートウェーである羅湖(ローウー)の混雑が激しくなったことから、バイパスとして1989年に香港の落馬洲と深圳の皇崗(皇岗/ウォンコン/ホアンカン)の出入国ゲートが開設され、1991年から旅客にも開放された。2003年からは24時間通関・通行可能となった。

 落馬洲は以来、香港と広東省を結ぶ道路交通の要衝となったが、周辺の開発は特に進んでいなかった。その後、2007年に香港鉄道東鉄線(港鐵東鐵綫/コンティッ トンティッスィン)の上水(ソョンソイ)~落馬洲を結ぶ落馬洲支線が開業。九龍(カウロン)の紅磡(ホンハム)駅から落馬洲駅へ電車が直通するようになり、電車を利用して深圳側と行き来できるようになった。

 落馬洲駅からは深圳側の福田出入境チェックポイント(福田口岸/フォクティン ハウンゴン/フウティエン コウアン)につながっており、深圳地下鉄(深圳地铁/サムツァン テイティッ/センツェン ティーティエ)の龍華(龙华/ロンワー/ロンホア)線の福田口岸駅から深圳市内へ地下鉄で向かうことができる。

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落馬洲から見た広東省深圳市


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香港・羅湖 香港と中国の国境の駅

香港・羅湖
ホンコン・ローウー/Hēung góng・Lòh wùh (広東語/粤語)
シャンカン・ルオフウ/罗湖/Xiānggǎng・Luóhú (中国語/北京語)
Lo Wu, Hong Kong

中華人民共和國香港特別行政區新界北區
中華人民共和国香港特別行政区新界北区

香港・羅湖 香港と中国の国境の駅

 香港鉄道(香港鐵路/ホンコンティッロウ)の東鉄(東鐵/トンティッ)線の終点である羅湖(ローウー)駅は、かつてのイギリス領香港と中華人民共和国広東省の国境の香港側にあった香港辺境禁区(香港邊境禁區/Frontier Closed Area)と呼ばれるエリア内にあり、中国広東省深圳(サムツァン/センツェン)と接する九広鉄道(九廣鐵路/カウクォン ティッロウ/Kowloon-Canton Railway)の国境の駅としての役割を果たしてきた。

 1997年に香港がイギリスから中華人民共和国に移管された後も、香港は香港特別行政区として、中国共産党による一党独裁支配が続く中国大陸とは異なる政治制度が維持され、実質的な国境は残された。

 このため、香港から電車で中国の深圳側へ行く際には、羅湖駅で下りて、香港の出国(出境)審査を行い、国境の橋を歩いて渡って、中国の入国(入境)審査を行う必要がある。一般の出入国手続と同様に税関や免税店などもある。香港住民はこれらの出入国手続きは簡略化され、一般外国人とは別ルートを通るが、中国大陸住民の中国人は一般外国人と同様に出入境手続を行っている。

 鉄道のホームは東側の2線は羅湖駅止まりの電車が折り返しているが、西側の1線が中国広東省側につながっていて、香港~広州・上海・北京方面の直通長距離列車がここを通過する。香港側の出入国手続は九竜(九龍/カウロン)の紅磡(ホンハム)駅で行われている。

 香港と中国広東省は、もともと文化的には共通する広東語文化圏であったが、香港がイギリスに支配され、中国とは異なる統治が続き、現在でもかなり多くの政治的・文化的に異なる点がある。

 それは羅湖の出入境で非常に明確に体感することができる。まず、香港は伝統漢字である正体漢字(繁体字)を用いているが、中国大陸は簡略化した漢字である簡体漢字(簡体字)を用いている。例えば羅湖は香港側では「羅湖」だが、中国大陸側では「罗湖」という漢字表記となる。

 次に、香港側は広東語優先社会であるが、中国大陸は中国語(北京語)優先社会である。香港鉄道は広東語、中国語、英語の順でアナウンスされるが、深圳地下鉄は中国語、広東語、英語の順である。「羅湖」の英語表記も香港側と中国大陸側では異なり、香港側の「羅湖」は広東語発音で「Lo Wu」(ローウー)と綴られるが、中国大陸の深圳側の「羅湖」(罗湖)は中国語発音で「Luohu」(ルオフウ)と綴られる。

 このほか、自動車交通も香港側はイギリスの影響で左側通行であるが、中国大陸は右側通行であり、一般的な国と国の差またはそれ以上の差があるといえる。

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香港鉄道東鉄線の電車

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香港鉄道の羅湖駅

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